「自宅のPCに会社から接続したい」「外出先でも自分のPCのファイルを開きたい」
そんな場面で役立つのがリモートデスクトップですが、従来の方法だと設定のハードルが高くて諦めた経験はないでしょうか?
実はつい最近まで、僕も同じでした。
IPアドレスを調べて、ポート番号を設定して、Windowsのバージョンによっては接続できたりできなかったり……。
やってみたけど面倒くさくて途中で挫折、というのを何度繰り返したことか。
自宅にもゲーム用パソコンにも同じクロームでアカウントを共有しているのに・・
ところがChromeリモートデスクトップを知ってから、そんな悩みが一気に解決しました。
「もっと早く知りたかった……」
これが正直な感想です。
この記事では、実際に使ってみて感じたメリットと設定方法をまとめます。
同じように「リモートデスクトップを試したけど挫折した」という方には、ぜひ読んでいただきたい内容です。
そもそもリモートデスクトップって何?
リモートデスクトップとは、離れた場所にあるPCを別のデバイスから操作できる技術のことです。
たとえばこんな使い方が可能です。
- 自宅のPCに保存したファイルを、外出先のノートPCから開く
- 会社から自宅PCのソフトウェアを使う
- 家族のPCを遠隔サポートする
Windowsには標準でリモートデスクトップ接続(RDP)という機能が搭載されていますが、後述するように設定が少し面倒なんですよね。
従来のリモートデスクトップ(RDP)の問題点

まず、従来のリモートデスクトップ接続(Windows標準のRDP)を使ったことがある方なら、こんな壁にぶつかった経験があるはずです。
① IPアドレスの確認が必要
接続先のPCのIPアドレスを調べて、手入力しなければなりません。さらにIPアドレスは変わることがあるため、接続のたびに確認が必要になることも。
② Windowsのエディションによって使えない
WindowsのHome(家庭向け)エディションでは、接続される側として機能しません。Professional以上のエディションが必要なため、ふつうに使っているPCだと対応していないケースがあります。
実際、僕も職場で「接続する側はできるけど、接続される側がHome版だから使えない」という状況に何度かぶつかりました。
③ ネットワーク設定が複雑になることも
外出先など別のネットワークから接続しようとすると、VPN設定やポートの開放が必要になる場合があります。これが一番のハードル。設定を誤るとセキュリティリスクにもなります。
「こんなに面倒なら諦めよう」となるのは当然です。
Chromeリモートデスクトップは何が違うのか
Chromeリモートデスクトップは、Googleが提供するChrome拡張機能を使ったリモート接続サービスです。
最大の特徴は、Googleアカウントさえあれば、PINコードだけで接続できることです。
IPアドレスの入力もなし、VPN設定もなし、Windowsのエディションも問いません。
ChromeブラウザとGoogleアカウントがあれば、それだけで自分のPCにどこからでも接続できます。
これには本当に驚きました!もっと早くしっておきたかったです。
実際に使ってみて感じた3つのメリット
メリット① 設定がとにかく簡単
Chrome拡張機能をインストールして、接続される側のPCで「リモートアクセスを有効にする」ボタンを押してPINを設定するだけです。所要時間は5分もかかりません。
ITが得意でない方でも迷わず設定できるレベルです。
メリット② Windowsのバージョンを気にしなくていい
従来のRDPと違い、Windows HomeエディションでもOKです。接続する側・される側どちらも制限がありません。
職場のPCでも、家庭用のPCでも関係なく使えるのは大きな強みです。
メリット③ どのデバイスからでも接続できる
ChromeブラウザさえあればWindowsでもMacでも接続できます。スマートフォンやタブレットからもアプリ(Chrome Remote Desktop)で接続可能です。
外出先でスマホから自宅PCの資料を確認した時は、「こんなに簡単でいいのか」と少し拍子抜けするくらいでした。
設定方法:5分でできる手順

設定は「接続される側(操作したいPC)」と「接続する側(手元のデバイス)」の2ステップです。
【接続される側のPC】設定手順
手順1:Chromeリモートデスクトップを開く
ChromeブラウザでGoogleアカウントにログインした状態で、remotedesktop.google.com にアクセスします。
拡張機能を有効にしていれば、拡張機能を選択するだけでアクセスできます。
手順2:リモートアクセスの設定
リモートアクセスを選び、リモートアクセスの設定を行う。
手順3:インストールして設定に従う
インストールして設定をしてください。画面に従えば大丈夫です。
手順4:PINを設定する
4桁以上の数字でPINを設定します。このPINが接続時のパスワード代わりになります。忘れないように控えておきましょう。
設定が完了するとPCの名前が一覧に表示されます。
【接続する側のデバイス】手順
手順1:同じGoogleアカウントでChromeにログイン
接続したいデバイス(外出先のノートPCやスマホなど)で、同じGoogleアカウントにログインします。
手順2:remotedesktop.google.comにアクセス
「リモートアクセス」のタブを開くと、先ほど設定したPCの名前が表示されます。
手順3:PCを選択してPINを入力
一覧からPCを選び、設定したPINを入力するだけで接続完了です。
使う上での注意点
便利なChromeリモートデスクトップですが、いくつか気をつけておくべき点もあります。
接続される側のPCの電源が入っていること
当たり前ですが、操作したいPCがスリープや電源オフだと接続できません。外出先から使う予定がある場合は、スリープ設定を確認しておきましょう。
PINの管理に注意
Googleアカウントさえあれば接続できる便利さの裏返しで、アカウントが乗っ取られるとリモートアクセスも悪用されるリスクがあります。Googleアカウントには必ず2段階認証を設定しておくことを強くおすすめします。
ネットワーク速度によって快適さが変わる
リモートデスクトップはネットワークを通じてPCの画面を転送するため、通信環境が悪い場所では動作が遅く感じることがあります。カフェのWi-Fiなど回線が弱い場所ではストレスを感じる場合もあります。
まとめ:同じ悩みを持っていた方にこそ試してほしい
Chromeリモートデスクトップは、「リモートデスクトップは難しい」という先入観を覆してくれたツールです。
- 必要なのはGoogleアカウントとPINだけ
- IPアドレスもVPNも不要
- WindowsのHomeエディションでも使える
- 設定は5分で完了
副業をしていると、外出先での隙間時間に携帯で作業したくなることがあります。その時に自宅のパソコンをいじれると作業の効率がよくなります。
「試してみたいけど設定が面倒そう」と思っていた方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。5分後には、どこからでも自分のPCを操作できるようになっているはずです。

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