こんにちは!ケンドーマメです。
僕は今せどりに取り組んでいるのですが、主に行っているのはブックオフせどりです。
そこで、ブックオフせどりとは何かと、具体的な仕入れの流れを解説しようと思います。
ブックオフせどりとは
ブックオフせどりとは、簡潔に言うと
ブックオフに実際に行き、売っている中古の本を買って、Amazonで販売する事
です。
実際にブックオフへ行った後、本の中から売れそうな本を探して、Amazonで販売をします。
ブックオフに眠っている在庫の中からAmazonで欲しい人が多い本を探して、世の中に流通させる事が目的です。
その為、買い占めて高値で売る転売とは違い、社会の役に立っていると思っています。
ブックオフ→在庫が売れてwin
僕→利益が出てwin
購入者→読みたい本がAmazonで購入出来てwin
という、win-win-winの関係性が築けるのがブックオフせどりです。
やろうか迷っている人は、勇気を出して始めてみましょう。
せどりにも色々種類があると思いますが、僕が実践しているブックオフせどりは、比較的始めやすいのかなと思います。

せどりって転売と何が違うの?と言われたら、上記の様に説明してみましょう。
それでも怪訝な表情をする人は、そもそも商売の仕組みがわかってないので無視でいいです。
ブックオフせどりと転売の違い 詳細解説
先ほども述べましたが、ブックオフせどりは転売ではありません!
これは自信を持って言えます!
以下に比較を表としてまとめましたので、参考にして下さい。
転売 | せどり | |
仕入れ方法と価格 | 中古を相場より安く仕入れる | 新品や限定品を定価で仕入れる |
販売価格 | 相場で販売 | 定価よりも高い値段で販売 |
仕入れる商品 | 本 | 限定品など入手困難な商品 |
要するに、転売は入手困難な商品を定価で買い、必要な人に高い値段をつけて売って利益を出します。
ブックオフせどりは、ブックオフで販売されている商品の中で相場より安い商品を仕入れて、必要な人に相場で売って利益を出します。
少しおおげさに言うと、転売する人はいなくても必要な人は定価で商品を買う事ができます。
しかし、ブックオフせどりで僕らの様な人がいないと必要な人は商品を買う事ができません。
僕らはブックオフに眠っている商品を探し、世の中に流通させ必要な人に売っているのです。
相場との差額は僕らが商品を探す為の手数料です。

こうやって聞くと、せどりって社会的意義があると思いませんか?
迷っている人は、ぜひ勇気をもって取り組んで下さい。
ネガティブなイメージを持たれてしまっている背景
せどり・転売ともに一部の迷惑行為(買い占めや不正転売)が社会問題化し、「必要な人が正規の値段で商品を買えなくなる」「マナー違反・違法行為が横行している」といった理由で、特に転売に対して強いネガティブイメージがあります。
せどり自体に悪い印象を持つ人は少ないものの、同業者による迷惑行為や買い占めがせどり全体の印象を悪くしているという声もあります。
確かに、ブックオフにふらっと寄って本を見ようかなと思ったら、せどらーがずっと同じ場所に立っていて、携帯いじりながら本を漁っていたら、「邪魔だな」と思われても仕方ないのかもしれません。
僕たちは他のお客さんの事を配慮しつつ、つつましくせどりをする必要があると思います。
参考:物販総合研究所 せどり行為が「気持ち悪い」と言われる理由を体験談を交えて紹介
参考:せどりの教科書 せどりと転売は何が違う?仕組みや違法性を徹底解説
ブックオフせどりが始めやすいと思う理由
全国的なチェーン店である

まず、ブックオフというのは全国的なチェーン店であると思います。
その為、このブログを見てくれたあなたの地域にも1店舗はあると思います。
僕がいる首都圏では、自分の生活圏と仕事の場所にも複数店舗があるので、メイン店舗とサブ店舗など、使い分けしています。
そして、出先でも仕入れをする事ができるので、比較的始めやすいのかなと思います。
アプリのクーポンやポイントなどがお得
アプリをインストールして、自分がよく行く店舗をお気に入り登録すると、クーポンが配布されます。
それも、会計から100円引きなど、嬉しいものが多いので結果安く仕入れる事ができます。
ポイントについても、購入・買取共に約100円ごとに1ポイント貯まります。そしてポイントは1ポイント1円で利用する事ができますので、ブックオフせどりをする方はアプリをインストールする事をオススメします。
細かい詳細については、ブックオフ公式に記載がありますので、ご参照下さい。
https://www.bookoff.co.jp/qa/faq/detail/216664.html

仕入れが100円安くなるのって、本当に嬉しいですね。
古物商について
せどりで中古品や一度消費者の手に渡った未使用品を継続的に販売する場合、古物営業法が適用され、古物商許可証が必要です。
「古物」とは一度でも消費者の手に渡った物品(未使用品含む)を指し、営利目的で反復継続して売買する場合は許可が必要となります。
許可なく中古品を販売すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります
反復継続して売買には具体的な日数の根拠はなく、利益を得る目的と意思があれば該当するとの事です。
しかし、自宅にある不用品をたまに処分する場合などは該当しないので安心して下さい。
参考:そよぎ行政書士事務所
参考:乗越スケダチオフィス
参考:不正検知ラボ
ブックオフせどりに必要なもの
Amazonセラーセントラルのアカウント
必須です!
Amazonで本を販売する為のアカウントが必要です。
メルカリなどでも代用できますが、後述するリサーチツールが、Amazonに対応したものが多いので、Amazonのアカウントの方が良いと思います。
リサーチツール
必須です!
ブックオフせどりは比較的始めやすいものの、さすがに手ぶらでブックオフせどりを始められる訳ではありません。
一応、手ぶらでも始められますが、利益を出す事が難しくなります。
リサーチツールを使えば、ブックオフで売っている本の中で、Amazonでよく売れている商品を調べる事が出来ます。
ちなみに今僕が使っているのはアマジャックです。
アマジャックにはライン登録が必要なので、以下の記事を参考に登録してみましょう。

ブックオフ公式アプリ
なくてもいいですが、あるとポイントなどが貯まりお得なので、インストールした方がいいです。
先述した通り、定期的にクーポンが発行されたり、ポイントが貯まるのでブックオフせどりをする上で安く仕入れる事が出来ます。
車(なくてもよい)
こちらはなくてもブックオフせどりをする事は可能です。
ただ、車があった方がいい人もいます。
僕が思う条件などは別記事にまとめましたので、ご覧ください。

ちなみに、僕はドライブが好きなので、車なしは考えられません(笑)
ブックオフせどりにおける仕入れの流れ(僕の場合)
僕が行っているブックオフせどりの仕入れの流れを紹介します。
ブックオフへ行く
ブックオフは夜遅くまでやっている事が多いので、仕事終わりに行く事が多いです。
商品をリサーチする
アマジャックを使用して、Amazonで売れていて且つ価格差のある商品を探します。
詳しくは上の記事で解説していますが、アマジャックで中古の販売履歴を調べて、3か月以内に1冊売れていれば仕入れ対象としています。
そして、Amazonの販売価格を確認し、価格差が1,000円以上ある本を仕入れています。
さらに、本を開いて確認し、書き込みなどがないかざっと確認します。
本のページが必要以上に折れていたり、飲み物をこぼした後があったりなど、汚い場合は仕入れ対象外としています。
商品の写真を撮る
一眼レフとかでなくてもかまいません。僕は携帯で撮影しています。
撮影も、光の加減など、考えればいいのですが、僕は普通にリビングで撮影しています。
ただ、注意している事は、背景を白にしている事です。
背景を白にする事は必須ではないのですが、見やすいと思い、いつも背景を白にしています。
クリアファイルにコピー用紙を入れたものを4枚用意して、それを床に2枚、壁に2枚置いて撮影しています。
そうすると、簡易的ではありますが、背景が白になります。
Amazonセラーセントラルへ商品登録
早い内に登録しないと、ライバルの商品が先に売れてしまいます。
パソコン版ですが、登録方法を解説します。
アプリ版もありますが、基本的には一緒だと思います。
カタログの商品登録を選ぶ

メニュー→カタログ→商品登録を選ぶ
商品を出品する

キーワードは背表紙の97から始まるコードを入力してください。
検索結果に出品したい本があるか確認する

ない場合は、他の方法を試してみてください。
コンディションを中古にして出品する

出品情報を入力する
全部入れる必要はありませんが、以下項目は必ず入れましょう
・在庫数:自分が出品したい在庫数を入れましょう
・商品の販売価格:ここは、Amazonの出品情報を見ながら決めましょう。
明らかに安すぎたり、高すぎたりするのは辞めましょう。
・商品の状態:ここは主観でかまいません。基本的に”中古-良い”にすれば問題ないと思います。
・提供条件に関する注記:商品の情報などを入れましょう。良いにした理由を載せられれば尚可です。
全て入力したら、”保存して終了”を押して下さい。
リスク管理と法律・規約
ブックオフせどりには、利益を得るチャンスがある一方で、さまざまなリスクや法律・規約の遵守が求められます。
ここでは、代表的なリスクとその対策、そして必ず守るべき法律や規約について詳しく解説します。
主なリスクと具体的対策
偽物・海賊版の仕入れリスク
ブックオフでも、まれに偽物や海賊版が混入している場合があります。
これらを仕入れて販売すると、著作権法違反や商標法違反で摘発される可能性があるため、仕入れ時は商品の正規性を必ず確認しましょう。特に、帯やラベル、印刷の質、販売元の記載などを細かくチェックし、少しでも不審な点があれば仕入れを避けることが重要です。
アカウント停止・スペシャリティ停止
Amazon等のプラットフォームでは、規約違反(偽物の販売・大量のクレーム・禁止商品出品など)が発覚すると、アカウント停止や出品制限が科されます。
出品前にAmazonの出品規約をよく読み、禁止商品リストやコンディションガイドラインに必ず従いましょう
在庫抱え・価格下落
売れ残りや市場価格の急落は大きな損失につながります。データ分析を活用し、売れ筋商品を中心に仕入れ、在庫回転率を意識した運用を心がけましょう。JIT(必要な分だけ仕入れる)や、過去の売上データに基づく仕入れ計画も有効です
クレーム対応
商品説明の不備やコンディション違いによるクレームも発生しやすいです。出品時は、商品の状態を正確かつ詳細に記載し、写真も十分に掲載しましょう。万が一クレームが発生した場合には、迅速かつ誠実に対応することで、評価低下やアカウントリスクを最小限に抑えられます
法律・規約の遵守ポイント
古物商許可証の取得
せどりを業として行う場合、中古品の売買には「古物営業法」に基づく古物商許可証が必須です。副業規模でも、継続的に仕入れ・販売を行う場合は必ず取得してください。未取得で営業すると罰則の対象となります。許可証は最寄りの警察署で申請可能です。
著作権・商標権の遵守
海賊版やコピー品、正規ライセンスのないグッズなどは絶対に取り扱わないでください。著作権法や商標法に違反すると、刑事罰や損害賠償のリスクがあります。
Amazon等プラットフォームの規約遵守
AmazonをはじめとするECサイトでは、独自の出品規約や禁止商品リストがあります。規約違反はアカウント停止や損害賠償請求のリスクがあるため、必ず最新の規約を確認し、適切な商品説明・価格設定・発送対応を徹底しましょう。
まとめ
ブックオフせどりは、ブックオフの店舗で相場より安く販売されている中古本を購入し、Amazonなどのプラットフォームで適正価格で販売することで利益を得るビジネスモデルです。
始めるための基本ポイント
- 必要なもの: Amazonセラーセントラルのアカウント、リサーチツール(アマジャックなど)、ブックオフ公式アプリがあれば始められます
- 初期投資が比較的少なく: 全国チェーン店であるブックオフはアクセスしやすく、初心者でも取り組みやすい特徴があります
- ポイントやクーポン活用: ブックオフ公式アプリを使えば、仕入れコストを抑えられる特典があります
成功するための重要ポイント
- 適切なリサーチ: アマジャックなどのツールを活用し、需要と価格差のある本を見極めましょう
- 商品状態の確認: 書き込みや汚れなど、本の状態を細かくチェックして高評価を維持しましょう
- 迅速な出品対応: 競合他社に先んじるため、仕入れた商品は早めに出品することが重要です
- 適正価格設定: 市場相場を確認し、売れる価格帯で出品することで在庫回転率を高めましょう
注意すべきリスク
- 法的義務: 継続的な中古品販売には古物商許可証が必要です(取得せずに営業すると罰則対象)
- アカウント停止リスク: Amazonの規約違反によるアカウント停止を避けるため、出品ルールを遵守しましょう
- 在庫リスク: 売れ残りや価格下落によるリスクを考慮し、過剰な仕入れは避けることが大切です
- 偽物・海賊版の混入: 商品の正規性を必ず確認し、著作権法や商標法違反を防止しましょう
ブックオフせどりは、適切な知識と準備があれば、誰でも始められるビジネスです。この記事で紹介した基本的な流れとリスク管理の知識を活かして、ぜひ一歩を踏み出してみてください。思い切って始めることで、新たな収入源を得るだけでなく、本の知識も広がる可能性があります。
「ブックオフ→在庫が売れてwin、あなた→利益が出てwin、購入者→読みたい本がAmazonで購入できてwin」という三方良しのビジネスモデルを、ぜひ実践してみてください。
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