次を決めずに辞めるのは後悔の基!人気作家が書いた記事の要約と僕の意見

キャリア

こんにちは!ケンドーマメです。

今回は、「転職先を決めずに会社を辞めてもいい?」→人気作家の答えが納得すぎて、ぐうの音もでなかった という記事を見たので、要約と僕の意見を紹介しようと思います。

「転職先を決めずに会社を辞めてもいい?」→人気作家の答えが納得すぎて、ぐうの音もでなかった の感想

基記事URL: https://diamond.jp/articles/-/345881?page=6

人気作家とは、カツセマサヒコ氏の事です。
彼は、2020年に小説家デビューし、『ブルーマリッジ』などの長編小説を執筆している作家です。ダイヤモンド・オンラインの記事(https://diamond.jp/articles/-/345881)では、彼のリアルな会社描写の背景と転職に関する考えが紹介されています。

記事の背景

筆者が出版したブルーマリッジという本に出てくる会社の描写がやけにリアルなので、どういう経験があるのか聞いたうえで、転職をしたい若者が抱きがちな疑問について聞いている記事

人気作家の答えとは

次の仕事を決めずに辞めるのは絶対NG!

納得の理由

キャリアにおけるブランクは怖いと感じているから

「僕は『キャリアにおいてブランクは怖い』と、まだ思ってる世代なんです。一度仕事を辞めて働かない時期が長くなると、再び働く気力がどんどん衰えていくというか、『ちょっと実家帰って2カ月間だけゆっくり考えてみようと思います』って言った人がそのまま2年も何もせずに過ごしていた、とかよくある話だと思っていて。」

この文章からある通り、働く気力がなくなると考えているみたいです。

僕の意見

僕も同じ意見です。

僕は転職を3回していますが、どれも空白期間を0で転職しています。

空白期間なく転職する事によって、仕事へ行く感覚を失わずにすみます。

ケンドーマメ
ケンドーマメ

僕の場合、借金していて貯金がなく生活費確保のため、空白期間を設ける事が出来なかったというのもありますが(笑)

ぐうの音も出ない理由

僕の推測ですが

実体験に基づいた意見であり、「そのうち」などの曖昧な表現に対して危機感を煽っています。
 しかし、心身に支障をきたす場合は例外としているなど、柔軟な視点も持ち合わせています。
 そして、原稿の締め切りを持ち出すなど、わかりやすい表現を使用しています。

曖昧な表現を嫌いつつも、例外などを認め比喩表現を使って説明しているため、ぐうの音もでないというタイトルになっているのだと思います。

僕の意見

推測しましたが、僕としてはぐうの音も出ないという程ではないと思っています。(笑)
記事をクリックしてほしいので、大げさなタイトルになっていると思います。

記事の要点

5年間の苦しい経験

  • 毎日辞めたいと思いながら5年間仕事を続けた経験があり、それがライターとしての経験に役立っている。
  • 毎日辞めたいと思いながら仕事をしている時に怒られると、「100%理不尽」と感じるが、自分の好きなライターという仕事についてから、「100%自己責任」と思える様になった
僕の意見

毎日辞めたいと思いながら仕事するのは辛いが、続けられたのはすごいと思います。
僕は前職を2か月目あたりから辞めたいと思っていましたが、10か月というスピード退職をしました(笑)
5年間も続ける事が出来なかったです。

体から発せられるアラートを無視してはいけない

  • パワハラなど、精神的苦痛がある会社や、過重労働など身体的に苦痛がある会社からは逃げるべき
  • 耳が聞こえにくくなる、常に体調が悪くなるなど、体が音をあげた場合は降参のサインであり、転職を検討すべきである
僕の意見

僕は新卒から10年程度経過していますが、パワハラをする上司や、過重な労働は経験した事がありません。

事務職という職種柄、忙しい時期と落ち着いている時期がハッキリしており、過ごしやすい社会人生活を送っていると思います。

それでも、人間関係のストレスなどでストレス性胃腸炎になったりした事があるので、本当に健康第一なんだなと思います。

転職する為の決断

  • 転職する為には勇気が必要だったが、編集プロダクション社長の誘いで転職を決意
  • 転職後1〜2年はとても大変だったが、その経験が今の自分を形成している
僕の意見

僕も新卒で入社した会社を8年務めた後、転職を決意しました。

僕が転職したのは2020年10月なので、コロナ禍まっただなかです。
その時に転職を決意したので、とても勇気がいりました。

そして、実家に住んでいたので、一人暮らしもそのタイミングでしたので
両親にも反対されていました。

しかし、自分の人生ですし、「挑戦しないで後悔するより、挑戦して後悔しよう」と考えていたので、転職に踏み切る事ができました。

そのため、要約にも書いてある通り、転職の経験が今の自分を形成している。と僕も思います。

正直、4社経験して、新卒で入った会社が一番良かったです。

ケンドーマメ
ケンドーマメ

その時は実家暮らしで家事やお金の負担が少なかったのと、思い出補正もあると思いますが・・・。

それでも、今の職場に勤めている事、彼女と知り合えた事など、転職しないと遭遇する事がなかったと思っていますので、転職した事に後悔はありません

選択をする事よりも選択を正解にする行動を取る

  • 選択する事自体よりも、その後の行動の方が大事
  • 筆者自身が結婚をしていた事も転職の大きな動機となった
僕の意見

選択する事も大事ですが、その後の行動が大事。僕も本当にそう思います。

人生は選択の連続です

選択に後悔する事もあると思いますが、戻る事ができないので、ある意味諦めて選択を正解にする行動を取るといいと思います。

僕の場合コロナ禍、且つ副業失敗の借金をかかえた状態でベンチャー企業に転職しました。正直、後悔した事もありました。

しかし

  • 一人暮らしで親の制約がないので、気軽に深夜ドライブなどに出かける
  • ふと思いついた時にすぐ行動する
  • 副業などに取り組む。オンライン面談なども一人なので問題なし

など、自分の行動によって

転職して良かったと思いましたし、一人暮らししてよかったと思うようになりました。

そのため、選択した事によるデメリットよりメリットに目を向ける事であなたの選択も正解になると思います。

「次を決めずに辞める」のメリットとデメリット

メリット

心身の回復機会

  • 厚生労働省の令和2年「労働安全衛生調査」によれば、仕事による強いストレスを感じる労働者は54.2%に達します(出典:厚生労働省
  • 有給休暇だけでは解決できない深刻な疲労やバーンアウトからの回復時間を確保できる

出典:厚生労働省 労働安全衛生調査

キャリア再考の時間的余裕

  • 就業中は難しい客観的な自己分析やスキル棚卸しが可能になる
  • 複数の選択肢を時間をかけて検討できる

スキルアップの機会

  • 資格取得や学び直しのための集中的な時間を確保できる
  • LinkedIn調査(2024)によれば、転職にはリスキリングが必要と回答している人が54%もいますが、実際に費やせていない人(0時間と回答)が55%もいるという結果が出ています。
     次を決めずに辞めた場合、リスキリングの時間を設ける事が出来ます。

出典:LinkedIn、キャリアに関する意識調査を実施

デメリット

経済的リスク

  • 貯蓄の枯渇による生活不安
  • 日本銀行の調査によると、”長期失業者(1年以上)では年収が約33%減少する”という調査結果が出ています。

出典:日本銀行 わが国の長期失業者の現状

就業ギャップによる不利

  • 採用担当者からの「ブランク」に対する懸念(特に日本の就職市場では)

回答例などは、リクルートの記事を参考にして下さい。
参考:リクルート 転職までの空白期間(ブランク)は不利になる?

モチベーションと日常リズムの低下

  • カツセマサヒコ氏の指摘通り、就業習慣の喪失は再就職の障壁となる
  • 社会的接点の減少によるネットワーキング機会の損失

状況別分析:次を決めずに辞めるべきケースとそうでないケース

辞めるべきケース

健康上の危機がある場合

  • 体からのアラート(睡眠障害、持続的な体調不良、精神的症状)がある
  • 医師から休職を勧められている

ハラスメントや違法行為がある職場

  • 精神的・身体的安全が脅かされている
  • 法的・倫理的問題に巻き込まれるリスク

十分な経済的準備がある場合

  • 最低6ヶ月以上の生活費が貯蓄されている
  • 家族のサポートや副収入がある

辞めない方が良いケース

経済的余裕がない場合

  • 生活費や負債の支払いに困窮するリスク
  • 扶養家族がいる

業界・職種特有の参入障壁がある場合

  • ブランクが特に不利に働く業界(IT、金融など技術やトレンドの変化が早い分野)
  • 年齢による採用の制約がある職種

明確なキャリアプランや学習計画がない場合

  • ブランク期間の活用方法が具体化していない
  • 自己管理能力に不安がある

私の経験からの考察

私は転職を3回経験しましたが、すべて空白期間ゼロで行ってきました。

その理由は:

  1. 経済的制約: 借金と生活費の確保が必要だった
  2. 就業習慣の維持: 日々のリズムを崩したくなかった
  3. 交渉ポジションの優位性: 現職がある状態での転職活動は選択肢が多かった。

実践的アドバイス:決断前の準備と決断後の行動計画

決断前の準備

経済的準備

  • 最低でも6ヶ月分の生活費を確保
  • 固定費の見直しと削減
  • 健康保険や社会保険の切り替え手続きの確認

キャリア方向性の仮設定

  • 自己分析(強み・弱み・価値観・関心領域)の実施
  • 業界・職種研究と市場価値の分析
  • 必要スキルのギャップ分析

サポートネットワークの構築

  • 家族の理解と支援の確保
  • 業界人脈の維持・強化計画
  • メンターやキャリアカウンセラーへの相談

決断後の行動計画

日常の構造化

  • 平日の活動スケジュール設定(就業時間と同様の区分)
  • 週次・月次の目標設定とレビュー

スキル向上と市場価値維持

  • オンラインコース・勉強会への参加
  • 資格取得・副業・フリーランス活動
  • ポートフォリオ作成(成果物の可視化)

ネットワーキング活動

  • 業界イベント・勉強会への参加(オンライン/オフライン)
  • SNS・専門コミュニティでの発信
  • 定期的な情報交換の場の設定

まとめ:あなたの状況を判断するためのチェックリスト

次を決めずに辞めるべきかを判断するための自己診断リストです。多くの項目に「はい」と答えられる場合、リスクを最小限に抑えて次を決めずに辞める選択も考慮できるでしょう。

【次を決めずに辞めることを検討するためのチェックリスト】

経済状況

  • 6ヶ月以上の生活費を貯蓄している
  • 負債がないか、返済計画が立てられている
  • 予期せぬ出費に対する緊急資金がある

健康状態

  • 現在の仕事が明らかに健康を害している
  • 休職だけでは回復困難な状況である
  • 医療専門家からの助言を得ている

キャリアプラン

  • ブランク期間の具体的な活用計画がある
  • 業界のトレンドや求人状況を把握している
  • スキルアップの明確な目標がある

サポート体制

  • 家族・パートナーの理解と支援がある
  • 専門的なキャリアアドバイスを受けられる環境がある
  • 業界のコネクションを維持する手段がある

自己管理能力

日常的な規律を自分で維持できる

これまでも長期的な目標を自律的に達成してきた実績がある

ストレスや不確実性を健全に管理できる。

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