フリーランスの人がよく言う
“寝たい時に寝て、起きたい時に起きる”
という言葉。自由を象徴する言葉ですよね。
サラリーマンは自由がない、という意味でも使われますが、本当にそうでしょうか?
これ、脱サラしないと出来ないと思ってませんか?
この記事では、サラリーマンでもある程度自由な生活をおくる方法を体験談として紹介します。
注意:原則出社が必要で勤務時間が固定で決まっている場合、この記事を読んでも自由な生活を送る事が難しいです。転職しか選択肢がないと思います。
以下記事を読んで、フレックスタイム制とリモートワークについて理解を深め、転職すべきかどうか考えましょう
サラリーマンが自由がないと言われる理由
勤務時間中は自由な事が出来ないから
サラリーマンが自由がないと言われる理由の一番がこれかなと思います。
サラリーマンは基本的に会社に拘束されます。
その間は、家みたくダラダラ過ごす事が出来ません。
少し眠たくても、昼休み以外は寝る事が出来ませんよね?
中には、パソコンのログを監視されている所もあり、うかつに仕事以外のページを開く事ができない人もいると思います。

僕の場合は中小企業なので、そんなことはなく堂々とブログ書けていますが(笑)
勤務時間中は他に何もできないので自由がないと言われる原因となっています。
収入を得るために仕事している人が8割以上いるから
内閣省が平成30年に若者(16~29歳)を対象に行った調査でも、約85%の人が
収入を得るため
に働いているという調査結果があります。
それを踏まえて、あなたは月100万何もしなくても貰える状況になった場合、今の仕事を続けたいですか?
僕は当然ですがNOです(笑)
しかし、現状は仕事をしないと生活する事が出来ません。
私自身も、現状は仕事をしないと生活が成り立たないため、サラリーマンとして働いています。(内閣府の調査結果にも通じる部分があるかもしれませんね)
内閣府の調査結果を踏まえると、私と同じように感じている方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、今の社会はサラリーマンがいないと成り立たないので、自分の仕事が他人の役に立っていると自覚すると、少し働く気持ちが楽になります。
サラリーマンでも自由に生活する方法3選
この記事では、特に「時間や場所」の自由度を高める方法として、以下の3つの働き方に焦点を当てて紹介します。
もちろん、これら以外にも、時短勤務、裁量労働制、あるいは副業を通じて収入源を多様化するなど、サラリーマンが自分らしい働き方を実現するためのアプローチは様々です。
ご自身の状況に合わせて検討してみてください。
フレックスタイムの会社に勤務する

フレックスタイムとは〇時~〇時まで、決められた時間で決められた時間仕事をすれば、何時に出社してもいいという制度です。
僕が勤めていたベンチャー企業の場合は、7時~20時でした。
僕は朝型なので、7時から勤務していました。
コロナを経て、こういう制度を採用する会社が増えた印象です。
フレックスタイム制についての詳細は、厚労省のホームページに解説が乗っていましたので、ご参照下さい。
そしてフレックスタイム制のいい所は、コアタイムがある事です。
コアタイムとは、指定された時間勤務しましょう。という時間の事です。
大体10時~15時頃に設定されている企業が多いと思います。
コアタイムまでに出勤すればいいので、比較的のんびり出勤する事ができます。

満員電車を避けられるのもいいですね。
中には、スーパーフレックスといって、就業規則で定められた勤務時間さえ守れれば何時に仕事してもよいという会社もあります。
その場合極端な話ですが、1日8時間労働の場合、深夜0時から朝の8時まで働いてもOKという事です。
フレックスタイム制の活用方法
- コアタイム開始ぎりぎりに出社し、満員電車を回避する。
- 昼食時間を人とずらし、空いている飲食店を利用する。
- 朝早めに出勤し、早めに業務を終わらせて仕事後の予定を楽しむ
- 休日に旅行に行くときは、フレックスタイムだけ勤務。それ以外の日に働くなど、調整
フレックスタイム制のメリット・デメリット
メリット
ワークライフバランスの向上
ライフスタイルや家庭の事情に合わせて勤務時間を調整可能なので、育児や介護・趣味の時間を確保しやすいと言えるでしょう。
通勤のストレス軽減
僕も今は転職により定時出社の会社に勤務している為、満員電車に乗っていますが、
通勤って本当に辛いですよね。
CNET Japanの研究によると、満員電車のストレスは戦闘機の搭乗員より多いとの事です。
恐ろしいですね…
フレックス制であれば、通勤ラッシュを避ける事ができるので、これらのストレスと無縁の生活を送る事ができると考えられています。
業務効率が向上する
忙しい日は長く働き、閑散期には早く退社するなど効率的な時間配分が可能という側面があります。
無駄な残業が減り、生産性が向上すると考えます。
特に経理業務だと、決算業務の時期は朝早く来て集中して勤務する。
閑散期はコアタイムギリギリに出社して早めに帰る事が出来ると思います。
デメリット
コミュニケーション不足
それぞれの勤務時間が異なるため、他の社員との連絡や意見交換が難しくなる場合があります。
勤務時間外の連絡
フレックス制では、各々好きな時間に働ける分、自分の勤務時間外に連絡が来る可能性があります。
仕方ないことですが、自分は勤務時間でも他の人が勤務中である場合、チャットなどで仕事を依頼される可能性があります。
フレックスタイムで勤務する時の注意点
自己管理能力が必要
フレックスタイム制では、自分で労働時間を調整する必要があるため、時間管理能力が求められると考えられています。
計画的に働かないと、清算期間内の労働時間不足や過剰勤務につながる可能性があります。
サボり癖のある人は要注意です!
コミュニケーション方法に注意
同僚や上司との勤務時間が異なる場合、連絡や情報共有がスムーズにいかないことがあります。
特にチームでの業務では、コアタイムを活用するなど工夫が必要となります。
勤務時間外の連絡に注意
他の従業員や取引先と勤務時間が合わない場合、自分の勤務時間外に連絡や対応を求められる可能性があります。
そのため、勤務時間を明確に共有することが重要と考えられています。
集中力の低下に注意
自由度が高い分、生活リズムが乱れると集中力が低下し、生産性に影響を与えることがあります。
自分に合った働き方を模索しつつ、規則正しい生活を心掛ける必要があると考えられています。
フレックス制の会社に転職する方法
ここまで読んで、「フレックスタイムいいな!」と思った方向けに、転職方法の紹介です。
自分で探す
リクナビやマイナビなどに登録して自分で探す方法です。
求人サイトの検索条件で「フレックスタイム制」「コアタイムなし」「スーパーフレックス」といったキーワードで絞り込んだり、フリーワード検索を活用したりすると見つけやすいでしょう。
また、気になる企業の採用ページで「働き方」「制度」「福利厚生」といった項目を直接確認するのも有効です。
しかし、自分で探すとなると応募企業の管理や日程調整、面接後の交渉などを自分でやる必要があるので大変です。

僕は勤めながら転職活動していたので、エージェントを利用しました。
エージェントを利用する
転職にエージェントを利用すれば、無料で日程調整などの作業をしてくれます。
紹介される求人が100%希望通りとはいかないデメリットもありますが、何もせず紹介を待っているだけでOKなので非常に効率よく転職活動をする事が出来ます。
しかし、転職エージェントもあなたに合う合わないがあるのを知っていましたか?
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私自身、働きながらの転職活動で複数のエージェントを利用しましたが、自分に合う担当者を見つけることが重要だと感じました。
相性の良いエージェントは、非公開求人の紹介や選考対策など、心強いサポートを提供してくれます。
ただ、多くのエージェントサービスがある中で、どれが自分に合っているかを見極めるのは大変ですよね。
エージェントナビは、複数の転職エージェントの中から、自分の希望や経歴に合ったエージェントを紹介してくれるサービスの一つです。
自分だけで探す手間を省きたい場合に、活用を検討してみる価値はあるかもしれません。
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始業時間が遅い会社に勤める
一般的には定時は9時~18時だと思いますが、中には10時~19時という会社もあります。
メリットとしては、朝の時間を有効活用でき、通勤ラッシュを避けられる事です。
特にIT業界やWeb・クリエイティブ系の職種、一部の外資系企業などが始業時間が遅めの事が多いです。
デメリットとしては、定時が遅いため、終業時間も遅くなり、平日の夜の時間が短くなる可能性があります。
また、取引先に連絡する為に時間外に連絡する事になったり、生活リズムが夜型にずれやすい点にも注意が必要です。
リモートワークを実施している企業・業種へ転職する
リモートワークの会社へ勤めれば、自宅で仕事をする事ができるのである程度自由に過ごす事ができます。
例えば、テレビを見ながら仕事する事もできますし、隙間時間で家事をする事もできます。
妻が基本フルリモートなのですが、隙間時間を利用して洗濯などをしています。
僕も出勤前に洗車したいですね。
リモートワークの活用方法
- 朝早く起きて、散歩する
- 朝早く起きて、仕事の時間まで趣味の時間を楽しむ。
- 朝起きてすぐに出勤し、早く退勤してアフターファイブを楽しむ。
リモートワークは出勤する必要がないので、今まで通勤に使っていた時間で好きな事ができます。
あなたの好きは事はなんですか?
ぜひリモートワークの会社に勤務して、サラリーマンとしての自由を手に入れましょう!
リモートワークのメリット
通勤の負担がない
通勤時間や費用が削減され、体力的・精神的な負担が軽減されます。
そして、通勤にかけていた時間を趣味の時間などにあてる事が出来ます。
家庭事情との両立がしやすい
自宅や好きな場所で働けるため、育児や介護など家庭との両立がしやすいです。
集中しやすい
オフィスの雑音や干渉がないため、静かな環境で仕事に集中できる場合があります。

家に固定電話を置いてなければ、営業電話とかもないので集中できますね。
リモートワークのデメリット
気持ちの切り替えが難しい
自宅で働くとオンとオフの切り替えが難しく、長時間労働や生産性低下につながることがある
孤独感・コミュニケーション不足
同僚や上司との交流が減り、孤立感を感じたり情報共有が滞ることがあります。
妻も孤独を感じる様で,月に1回は出社しています。
健康管理が難しい
東京医科大学の調査によると、運動不足やストレスによるメンタル面・身体面の健康問題が発生する可能性があります。
参考:東京医科大学 調査
リモートワークの注意点
仕事モードへの切り替えに注意
業務専用スペースを設けたり、服装を整えることで集中力を維持しましょう。
ワンルームなどで業務用スペースがない場合は、普段と向きを変えてみましょう
普段窓の方を見ているなら、ドアの方を見て仕事する。そうすると、ドアの方を向いている時は仕事モードになります。
コミュニケーションに注意
チャットでよいので、こまめに報告・連絡・相談をしましょう。
労働時間の管理に注意
自宅だとつい働きすぎてしまう可能性がありますよね。
始業・終業時間を意識し、意識的に休憩を取りましょう。
勤怠管理ツールやタスク管理ツールを活用するのもいいと思います。
セキュリティ意識を持つ
情報漏洩対策などの為、以下を意識して下さい。
- 会社から支給されたPCやネットワーク環境以外は原則使用しない
- 公共Wi-Fiでの重要業務は避ける
- 画面ロックを徹底する
リモートワークが向いている人の特徴
遠藤功さんによると以下の3点が向いている人の特徴との事です。
- 自己管理ができる。
- 指示なしでも動ける
- オンラインとオフラインの使い分けができる。
確かに、自己管理ができなくてサボってしまう人だったり、指示があるまで待機している人などはリモートワークになると生産性がガクッと落ちそうですね。
オフラインで顔を合わせた方がよいこともあるので、全てオンラインは難しい時もありますね。
リモートワークの会社へ勤務する方法
リモートワーク可能な求人をダイレクトで探すのは難しいので、先述したエージェントナビを使うと効率が良いです。
そこで、リモートワークしたい旨を伝えて、リモートワークに強いエージェントを紹介してもらいましょう。

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まとめ
今回は、サラリーマンでも時間や場所の自由度を高める方法として、フレックスタイム制、始業時間が遅い会社、リモートワークの3つを紹介しました。
これらの働き方がすべての人に合うわけではありませんし、他にも様々な選択肢があります。
原則出社で勤務時間が決まっている場合、自由な生活を送る事が難しいです。
これを期待して記事を読んだ方、申し訳ないです。
フレックスタイムの会社に勤める事が出来れば、出勤する時間もコアタイムまでなので、通勤ラッシュを避ける事が出来ます。
様々な事情があり、すぐに転職はできないかもしれませんが、無理してサラリーマンを辞めなくても自由な生活はできると思います。
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