こんにちは!ケンドーマメです。
僕は2023年8月~2024年6月までの約1年間、車を2台所有していました。
最終的には僕も2台持ちはもったいないと感じて手放したのですが、僕の経験談を基に車の2台持ちがもったいない場合を紹介しようと思います。
逆に2台持ちしていて、これに当てはまらない人の場合は、2台持ちしていても良いと思います。
※あくまで個人的観測です。
現在の僕の状況
- 2人暮らし
- セダンと軽自動車の2台持ちだった
- 千葉県の車が必要な所に在住
僕が車を2台持ちした背景
用途別に車を使用したい為、2台保有していた。
元々セダンが好きでBMWを所有していましたたが、この記事でもふれた通り故障により手放しました。
新たな車を買う際に、住んでいる家の目の前が軽自動車しか停められなかった為、軽自動車を購入。
その後、遠出する時にセダンに乗りたい為、妻を説得してセダンを購入しました。
軽自動車の維持費については
こちらを参考にして下さい。
車の2台持ちがもったいない場合
通勤で使用していない場合
僕が手放した理由の1番がこれからと思います。
僕の通勤手段は電車とバスです。千葉に引っ越して以降しばらくは最寄り駅まで車で通っていましたが、上司とバス定期券について相談した所許可がおりましたので、バス通勤をする事にしました。
バス通勤して以降、通勤に車を使用しなくなった為、家の駐車場に車が常に2台ある状況になりました。

今までは軽自動車を通勤に使い、妻が必要な時にセダンに乗るという使い分けでしたが、通勤で使用しなくなった為、余りました(笑)
毎日車を使用する用事がない場合

子供の送迎や買い物など、ほぼ毎日車を使用する用事がない場合も車2台持ちがもったいない場合が多いです。
僕ら夫婦の場合は、僕が電車通勤で、妻がリモート勤務、子供はいないので毎日乗る用事がありません。
その為2台あっても、2台とも使用する機会がほとんどないです。

都市部に住んでいる方の場合、緊急で2台必要な時はカーシェアなどで対応できそうですね。
車が趣味でない場合
僕は車が趣味で、特にその中でもセダンが好きだったので軽自動車を買った後もずっとセダンが欲しかったです(笑)

どれくらいセダンが欲しかったかというと、プレゼン資料を作成し妻を説得する位です(笑)
頑張りました(笑)安い月極駐車場も頑張って探しました。
結婚していない場合でも、セダンと小さいスポーツカーを2台持ち、もしくは3台持ちしようと計画していました。
その為、僕は車が2台持ちでも問題ないですが、車が趣味ではない人は違います。
車が趣味ではなく、あくまで日常の足として考えている場合、2台持つともったいないと感じる事が多いと思います。
家計を圧迫している場合
2台持ちをする場合、当然ですが維持費は2倍になります。
日本自動車工業会が2023年に実施した乗用車市場動向調査によると維持費の月間平均は12,100円だそうです。年間維持費は145,200円です。
2台維持している場合は、約30万円も車に維持費がかかります。
それに、これはあくまで平均なので、僕の様にもっと古い車にのっている人、長距離運転をする人、排気量の大きい車にのっている人などは、更にかかると思った方がよさそうです。
公共交通機関が発達している都市部に住んでいる場合
公共交通機関が発達している都市部に住んでいる場合、車なしでも生活できる可能性が高いです。
駅まで徒歩数分で行ける距離に住んでいる場合ですとか、主要駅で乗り換えなしで行ける場合など、都市部に住んでいると、電車でどこにでも行く事が出来ます。
僕の友人にも免許を持っていない友人がいるのですが、最寄り駅まで徒歩10分圏内に住んでいるので、車がなくても不便ではないみたいです。駅前が発達していて日常の買い物も駅から帰るついでに行えまるみたいです。
車2台持っている場合のメリットとデメリット
先ほどはもったいない場合を紹介しましたが、もちろん車の2台持ちにもメリットデメリットは存在するので、紹介しようと思います。
車2台持ちのメリット
用途に合わせて使い分けられる

これが最大のメリットだと思います。前の僕みたく、通勤用に軽自動車を使用し、休日のおでかけ様にセダンなど、用途によって使い分けができるのが本当に助かるポイントです。
近場は軽自動車で十分なので軽自動車で、遠出はゆったりセダンで行く事ができ、車のおでかけの満足度などが高くなります。
一例としてよくあるのが、近場乗り用の軽自動車と、遠出用のミニバンなどです。
あとは、家族でおでかけ様の車と、スポーツカーなど趣味性の高い車の2台持ちなどもよくあると思います。
リスク分散になる
意外と見落としがちなポイントですが、1台が故障や車検で使えなくなっても、もう1台があれば生活に支障が出ません。
実際に、1台が車検の時でも、もう1台で生活する事ができるので、代車が不要になります。
その場合注意点としては、家族にもう1台で迎えに来てもらう必要があります。
趣味と実用を両立できる
車好きにとっては、実用性だけでなく「所有する喜び」も大切ですよね。
僕の場合も車が趣味なので、セダンは所有したいという思いがあります。
子育てにおいて別の車が必要になった時も、セダンと家族車の2台持ちできたらなぁと考えています。
(妻と要交渉ですが)
実用車と趣味車の共存は、車好きにとっては理想的な形かもしれません。
家族との共有がスムーズになる
夫婦やパートナーとの車の取り合いがなくなります。
お互い必ず一緒に出掛けるならいいのですが、そうはいかない時ありますよね。
僕はたまたま運がよかったのですが、妻が友人と遊ぶ時、僕も友人と遊ぶ場合、車が1台だと車の取り合いになります。
幸いまだその瞬間はありませんが、車が1台なので、どちらかが公共交通機関を利用する事になりそうです。
車2台持ちのデメリット
維持費が倍以上にかかる

これは避けられない現実です。税金、保険、車検、駐車場代など、固定費はほぼ2倍になります。
私の場合の年間固定費はこんな感じでした
- 自動車税:軽自動車 約13,000円 + セダン 51,700円
- 自賠責保険:約40,000円(2台分)
- 任意保険:約120,000円(2台分)
- 車検費用:約200,000円(2年ごとに2台分)
- オイル交換:約20,000円(半年に1回を想定)
燃料費やメンテナンス費まで含めると、年間で軽く50万円以上の差が出ます。これは正直、家計への負担が大きいです。
今思うと、2台持ちを許可してくれた妻には感謝したいと思います。
駐車スペースの確保が大変
自宅の敷地が広い方は問題ないのですが、特に都市部にお住まいの方は特に深刻な問題です。
僕も以前は川崎市に住んでいましたが、2台目の駐車場を探すのに苦労しました。
そして運よくとても安い所が見つかりましたが、自宅から少し離れたで自転車で行く必要があり、駐車場への道も車1台通るのがギリギリという状況でした。
そして、入口へ入る時に車をすってしまいました・・・。
戸建てで十分な駐車スペースがある方はいいですが、そうでない場合はこの問題は避けられません。
管理の手間が増える
車検や点検のスケジュール管理、洗車、バッテリー上がり防止など、2台分の管理は意外と手間がかかります。
洗車も2台同時にやる為、非常に時間がかかります。
どちらも好きな車であればいいのですが、割り切りで買った軽自動車の洗車は大変でした。
そして、オイル交換まで距離数や車検などの時期も違う為、それぞれ管理が大変でした。
車を2台持ちする場合の節約術
保険関連の節約術
複数所有割引を活用する
同じ保険会社で2台以上の自動車保険に加入すると、「複数所有割引(セカンドカー割引)」が適用される場合があります。
僕の場合、先述した通りSBI損保の2台目割引を利用していました。
運転者限定条件を見直す
2台目は特定の家族だけが運転するなら、「本人・配偶者限定」や「家族限定」などの条件付きにすることで保険料を大幅に下げられます。
僕の場合も、運転者は「本人・配偶者限定」にして保険料を安く抑えていました。
税金・車検の節約術
車検時期をずらして資金計画を立てる
2台の車検時期が同じだと、一度に大きな出費になってしまいます。購入時に車検時期が半年〜1年ずれるように調整すれば、資金計画が立てやすくなります。
僕の場合も購入は12月と8月だったので、車検の時期をずらしていました。
ディーラー車検から認証工場へ切り替える
特に2台目や古い車は、ディーラー車検から地元の認証工場に切り替えるだけで、車検費用が3〜5万円安くなることも。整備の質も十分なところが多いので、口コミやレビューで評判の良い工場を探してみましょう。
駐車場代の節約術
自宅の敷地を有効活用する
可能であれば、自宅の庭やスペースを駐車場として整備することを検討してみてください。初期費用はかかりますが、長期的には大きな節約になります。
仮に整備に30万円かかったとしても、月極の料金が2万であれば、約2年で基が取れます。
2台目は少し離れた安い駐車場も検討
毎日使わない2台目なら、自宅から少し離れた場所の安い駐車場を契約するのも手です。
僕もatホームの貸駐車場検索で、自宅周辺の安い所を探しました。
そこは自宅から自転車で5分程度と遠い所でしたが、周辺の相場よりも安く借りる事ができました。
カーシェアやレンタカーへの切り替えも視野に
使用頻度が極端に低い2台目なら、思い切って手放してカーシェアやレンタカーに切り替えるのも一案です。月に1〜2回しか使わないなら、売却して必要な時だけ借りる方が断然お得になることも。
月に2回利用した場合の費用比較
ここで、軽自動車を所有した場合、カーシェアを使用した場合、レンタカーを使用した場合の費用比較します。
前提条件
・月に2回(2週間に1回使用)
・走行距離は300km(国土交通省 全国都市交通特性調査(2021)より)
・カーシェア、レンタカー共にタイムズとする(ニコニコレンタカーも追加)
・燃費などは全て同じ条件とする
燃費はリッター20kmを想定 レギュラーガソリンは180円を想定
費用比較
月額費用は以下の通りです。ただ、あくまで概算なので参考までにお願いします。
車所有:11,700円
カーシェア:18,980円
タイムズカー:16,076円
ニコニコレンタカー:10,840円
ただし、車所有の場合駐車場代や故障した時の修理費、消耗品の交換などが含まれておりませんので、それらを含めると、やはり所有はお金がかかると思います。
カーシェアは会費こそかかりますが、駐車場から気軽に乗れる分、月額費用にすると少し高めです。
タイムズレンタカーは新しめの車に乗れる分、ニコニコレンタカーより料金が高くなっています。
ニコニコレンタカーは中古の自動車で型落ちが多い分、安く利用する事が出来ます。
アプリでサクッと予約したいならカーシェアがいいと思います。
新しめの車に乗りたいなら、タイムズレンタカー、中古でもいいからとにかく安く借りたいならニコニコレンタカーをオススメします。
・会費
車所有:0円
カーシェア:880円/月
タイムズカー:0円
ニコニコレンタカー:0円
・利用料(12時間の場合、軽自動車クラスを借りた場合)2回分
車所有:0円
カーシェア:11,000円
タイムズカー:8,976円(お盆や年末年始など、ハイシーズンは別料金)
ニコニコレンタカー:4,840円
・保険料(月に2回利用した場合)
車所有:4,000円(1か月の任意保険)
カーシェア:1,100円(安心保障サービス)
タイムズカー:4,400円(安心保障コース)
ニコニコレンタカー:3,300円(免責保証プラス)
・ガソリン代(移動料金) 月に300km移動した場合
車所有:2,700円(300km÷20km×180円)
カーシェア:6,000円(300km×20円)
タイムズカー:2,700円
ニコニコレンタカー:2,700円
・その他メンテナンス費用(オイル交換、税金など毎年かかる費用)
車所有:約5,000円(オイル交換や税金などの月割り車検などの概算)
カーシェア、タイムズカー、ニコニコレンタカー:0円
出典:タイムズカーシェア 利用料金
出典:タイムズレンタカー 車種と料金
出典:ニコニコレンタカー 料金
燃料費・メンテナンス費の節約
2台の使い分けを最適化する
近距離の買い物や通勤には燃費の良い車、長距離ドライブには快適な車と、用途に応じた使い分けを徹底することで燃料代の節約になります。当たり前のことですが、意外と習慣で使ってしまいがちなので要注意です。
消耗品の交換など、自分で行う
ワイパーの交換や発煙筒の交換など、自分で出来る事は自分でやるとメンテナンス費用を節約する事ができます。
僕も、ワイパーは自分で交換しています。説明書があるので、それに従うだけで30分もかからずにできました。
格安ガソリンスタンドを利用する
家の近くにJASSなど、格安で利用できるガソリンスタンドがあれば、そちらを利用しましょう。
僕の家の付近では、エネオスとJASSで1リッター5円ほど差がある事があります。
1回の給油では数百円の節約かもしれませんが、馬鹿にできません。
そして、同じエネオスでも店舗によって価格が変わったりするので、gogo.gsさんを利用してガソリン価格の安い所で給油する様にしましょう。
オススメサイト:gogo.gs
車の2台持ちがもったいないと思ったら、売却を検討しよう
今車を2台持っている方でこの記事を読んだ後「自分の場合はもったいないなぁ」と感じているなら、早い内に手放す事をオススメします。
僕もダイハツのミラジーノに乗っていましたが、2台持ちがもったいないと感じてから1週間以内に売却しています。
中古車なので、特別な車を除いては時間が経つごとに買取価格は下がっていきます。
結果、20万円で購入したミラジーノを4万円ほどで売却する事ができました。
車の売却なら買取査定申し込みサイトを利用しよう
僕も利用しましたが、車の売却は店舗に持ち込まずに買取査定申し込みサイトを利用した方がお得です。
理由は自宅にいながら高い買取金額を実現できる可能性が高いからです。
オススメの買取申し込みサイト
ユーカーパック
個人的には1番オススメです!
僕も使用してミラジーノを売却しましたが、何が1番いいって
複数の業者とやり取りする必要がなく、ユーカーパックとだけやり取りすればよい
からです!
実際に使ってみて感じたのは、時間の節約になるという点です。
普通の買取査定だと何社もの業者に連絡して、それぞれに車を見てもらい、そのたびに営業トークを聞かされるという流れになります。
でもユーカーパックなら一度の査定で複数の業者が競り合ってくれるので、こちらは最終的な結果だけを見ればいいんです。
特に忙しい方や、営業マンとの駆け引きが苦手な方には本当におすすめできます。
僕の場合は平日仕事で忙しかったので、休日にまとめて複数業者と対応するのは正直面倒でした。
ユーカーパックならそれがないので助かりました。

買取査定って、色々な業者からたくさん電話がかかってくるイメージありましたが、ユーカーパックはそれがないので本当に手続きが楽でした。
一度でも買取サイトに情報を入れると、何日も何社からも電話が鳴り続けるという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
僕も以前そういった経験があり、仕事中でも次から次へと電話がかかってくるのにうんざりしていました。ユーカーパックでは一社とだけやり取りするので、そういった煩わしさがないのは本当に助かります。
電話をめちゃくちゃ鳴らすのは、1番最初に繋がった所とやり取りできた会社が買取できる可能性が高いからだそうです。

これはアフィリエイトリンクです。
まとめ
車の2台持ちが必要かどうかは、あなたの生活様式によって大きく変わります。以下のチェックリストに当てはまる場合は、2台持ちを真剣に検討すべきかもしれません:
2台持ちが必要かどうかのチェックリスト
- 車通勤をしている
- 生活するのに車が必要な地域に住んでいる(最寄りのスーパーなども徒歩で行けない)
- 実用的な車と趣味の車を分けて持ちたいと考えている(家族で出かけるミニバンと、スポーツカーなど)
- 家族間で車の使用予定が頻繁に重なる
私も実家に住んでいた頃は、1人1台が当たり前の地域で生活していました。父も母も全員車通勤をしていたため、皆が車を所有していました。これが地方の現実なんですよね。
【具体的なアクションプラン】
2台持ちを検討している方へ:
- 1ヶ月間の車の使用記録をつける:いつ、どこに、何の目的で車を使ったか記録してみましょう。本当に2台必要な場面がどれくらいあったか客観的に判断できます。
- 維持費シミュレーション:この記事で紹介した費用項目をベースに、ご自身の場合のコストを具体的に計算してみましょう。年間で50万円以上の差が出ることも珍しくありません。
- 駐車場の下見:実際に2台目の駐車スペースを確保できるか、費用はいくらかを調査しましょう。特に都市部では大きな壁になることも。
- ライドシェアやカーシェアの検討:2台目を購入する前に、カーシェアリングサービスやタクシー、配車サービスなどで代用できないか試してみるのも一案です。
すでに2台持ちで見直したい方へ:
- 使用頻度の低い車の見直し:月に数回しか使わない車があるなら、売却してカーシェアに切り替えることで大幅なコスト削減が可能です。
先ほど僕が紹介したサイトを参考に、売却を検討しましょう。 - 保険の見直し:2台目は運転者限定にするなど、保険料を下げる工夫ができます。一度保険会社に相談してみましょう。
僕もSBI損保の2台目割引を利用し、任意保険料を抑えていました。
出典:SBI損保 2台目以降の自動車保険のご契約 - 維持費の削減策:格安車検や自分でできるメンテナンスを学ぶなど、2台持ちを続けながらもコストを抑える方法を探りましょう。
車2台持ちには明確なメリットとデメリットがあります。
あなたの状況に最適な選択をして、より充実したカーライフを楽しんでください!
※この記事は私の個人的な経験に基づいています。状況は人それぞれ異なりますので、ご自身の環境に合わせてご判断ください。
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