生成AIの急激な進化により、僕の様に絵が得意ではない会社員でも、イラストや画像を生成してお金を得る事ができる様になりました。
特にGoogleが提供する画像生成AI「ImageFX」は無料で使う事が出来るので、副業初心者の方にオススメです。
この記事では、ImageFXを使用して作成した画像をストックフォトサイト「PIXTA」に実際に投稿した検証結果と、そこから見えた副業としての可能性、具体的なノウハウを解説します。
ImageFXの基本と使い方を理解しよう
あなたはImageFXというツールを知っていますか?
あまり聞き馴染みのないツールだと思いますので、ここで紹介しようと思います。
imageFXのページはこちら
https://share.google/YzhujcnjGn6NwCweS
ImageFXとは何か?
ImageFXは、Googleが開発した画像生成AIツールです。
最大の特長は、Googleのモデル「Imagen 3」を搭載している点にあります。
特徴は以下の通りです。
・テキスト描画能力:画像内に違和感なく文字を配置する能力が高い。
・フォトリアリズム:実写に近い画像の生成が得意だが、イラスト調の表現力も向上している。
・直感的な操作:「Expressive Chips(チップ)」と呼ばれる機能により、プロンプトの一部をプルダウン形式で簡単に変更できる。
・コスト:現時点では無料で使用可能(Googleアカウントが必要)。
副業を始める時、とりあえず無料ツールで始めたい場合にオススメです。
基本的な操作方法
操作はシンプルです。
プロンプト入力欄に描きたい画像の状況をテキストで入力し、「作成」ボタンを押すだけです。

重要なのは「Expressive Chips」の活用です。
例えば、「日本のサラリーマンが山登りをしている」というプロンプトを入力した場合、
画面下に「もっと作成」という項目が表示されて、色々なバリエーションを試す事ができます。

試しに「handmade」を選択して再度作成してみます。

するとどうでしょう。絵柄が一気に変わった事がわかると思います。
これ、結構楽しいですよね?僕はこういうの大好きです。
ストックフォトにおいては「類似の構図でバリエーションを増やす」作業が重要となるため、この機能は副業に極めて有利に働きます。
僕もこれで類似のバリエーションを色々試して楽しんで作成しています。
ImageFXを活用した副業アイデア
imageFXで作成しただけでは自己満足で終わりです。
それを活用した副業のアイデアを紹介します。
副業アイデア紹介
ImageFXで生成した画像の主な活用先は以下の3つです。
ストックフォト・イラスト販売
現在僕が取り組んでいる副業です。
PIXTA、Adobe Stock、PhotoACなどに素材として登録し、ダウンロード数に応じた報酬を得るモデルです。
Kindle電子書籍(写真集・絵本)
特定のテーマ(例:架空の風景、動物)で画像をまとめ、Amazonで販売する。
Amazonのキンドルであれば、さほど難しくなく書籍を発売する事が出来ます。
プリントオンデマンド(POD)
SUZURIなどでTシャツやマグカップのデザインとして使用します。
僕も一応サブとしてたまに登録しています。
デジタル素材として販売
こちらも僕が取り組んでいる副業で、BOOTHでデジタル墨絵を販売しています。
月に1回くらい投稿していて、現在3,000円ほど売上が発生しています。
販売ページを確認したい方は↓をクリックしてください。
BOOTHの販売ページ
サラリーマンの副業として最も着手しやすいのは、在庫リスクがなく、一度登録すれば資産化しやすい「ストックフォト販売」だと思います。
実際の事例
実際にImageFXで生成した画像を、日本の大手ストックフォトサイト「PIXTA」に投稿してみました。
僕の投稿ページはこちらです。
PIXTAのプロフィールページ
【検証条件】
・生成対象:日本人のイラスト(フラットデザイン中心)。
・ターゲット:ビジネス資料で使いやすい「悩む会社員」「会議中の風景」。
・枚数:10枚を選定して申請。
【手順の壁】
ImageFXで生成される画像は、デフォルトでは解像度がWeb用(1024×1024ピクセル程度)です。
PIXTAで販売するには解像度が不足するため、アップスケーリング(高画質化)の工程が必須でした。無料のwifu2xというサイトを用いて解像度を2倍に引き上げてから申請を行いました。
【審査結果】
・採用:6枚
・不採用:4枚
不採用の理由は主に「品質の問題(細部の破綻)」でした。
一見きれいに見えても、拡大すると指の本数がおかしい、背景の直線が歪んでいるなどのAI特有のノイズが含まれていました。
【結論】
ImageFXでの副業は可能です。
しかし、生成したものをそのままアップロードして稼げるわけではなく、「選別」と「修正(レタッチ)」の手間が収益化の鍵を握ります。
プロンプト作成のコツと具体例
ImageFXの強みを引き出し、商用利用可能なレベルの画像を出力するためのプロンプト技術を解説します。
効果的なプロンプトの書き方
高品質な画像を生成するには、以下の4要素をプロンプトに含める必要があります。
1. 主題(Subject):何を描くか(例:日本人男性、サラリーマン)。
2. スタイル(Style):画風(例:油絵風、水彩画、ベクターイラスト)。
3. 詳細(Details):照明、構図、色使い(例:自然光、クローズアップ、パステルカラー)。
4. 否定プロンプト(Negative Prompt):描いてほしくない要素(ImageFXではプロンプト内で「〜を除外」と指示するか、具体的な描写で回避する)。
特に「スタイル」の指定が重要です。「写真(Photorealistic)」を指定すると、現在のAI技術では指や歯の描写で不自然さが目立ちやすくなります。あえて「イラスト調(Illustration)」や「油絵風(Oil painting style)」を指定することで、細部の粗をごまかしつつ、芸術性を高める戦略が有効です。
具体例で理解を深める
実際にPIXTAの審査を通過しやすい、具体的なプロンプト例を挙げます。
ImageFXは日本語入力も可能ですが、ニュアンスを正確に伝えるには英語の方が精度が高い傾向にあります(日本語入力でも内部で翻訳処理されています)。
例1:ビジネスシーンのイラスト
「オフィスのデスクで頭を抱えて悩んでいる日本人男性のサラリーマン。シンプルな背景。フラットデザインのイラストレーション。青と白を基調とした清潔感のある色合い。」

例2:ブログのアイキャッチ用(抽象画)
「未来都市と上昇するグラフを融合させた概念的なアート。サイバーパンクスタイル。ネオンカラー。高精細。8k解像度。」

重要なテクニック:
ImageFXでは、生成後に「シード値」を固定することができません。気に入った構図が出たら、必ずその場で保存し、Expressive Chipsで微調整を行うフローを徹底してください。
ImageFXを使った副業の始め方
生成AIを使用した副業の体験談については
こちらの記事を参照下さい!
初めてのステップガイド
以下の手順で進めます。
1. GoogleアカウントでImageFXにログインする。
2. 市場調査を行う:PIXTAやAdobe Stockで「イラスト ビジネス」「人物 日本人」などで検索し、需要があるが供給が足りていない(または品質が低い)ニッチなジャンルを探す。
チャットgptに聞いても良いです。
3. 画像生成:前述のプロンプト技術を用いて、最低でも50枚程度生成する。
4. 選別(キュレーション):指、目、文字の崩れがないか厳しくチェックし、使える画像を5枚程度に絞る。
5. アップスケーリング:別途ツールを使用し、画像を印刷に耐えうる解像度(長辺4000px以上推奨)にする。
6. ストックフォトサイトへの登録:クリエイター登録を行い、タグ付けをして審査に出す。
収益化のポイントを押さえる
単にきれいな画像をアップするだけでは売れません。収益化のポイントは「タグ付け」と「セット化」です。
・タグ付け:ユーザーは検索で画像を探します。「ビジネス」「日本人」「悩み」「決算」「失敗」など、具体的かつ用途を想起させるキーワードを30個以上設定してください。
・セット化:同じキャラクターで「喜怒哀楽」のバリエーションを作りましょう。ブログやプレゼン資料では、同じ絵柄で異なる表情の画像セットが好まれます。ImageFXのチップ機能を使えば、この表情差分を効率よく作成可能です。
ImageFX利用時の注意点
AI画像を商用利用する際には、避けて通れない法的リスクとプラットフォームの規約があります。ここを疎かにすると、アカウント停止のリスクがあります。
利用時に気をつけるポイント
最大の注意点は「他者の著作権侵害」です。
特定のキャラクター(例:有名なアニメキャラ)や、存命の有名人に似せた画像を生成し、販売することは違法となる可能性が高いです。
また、ImageFXを含むGoogleの生成AIツールには、AI生成物であることを示す電子透かし「SynthID」が埋め込まれる場合があります。これを意図的に除去して「手書きのイラスト」と偽って販売することは、プラットフォームの規約違反となります。
法的な問題を理解する
Googleの利用規約(商用利用)
現時点で、GoogleはImageFXで生成した画像の商用利用を一般的に認めていますが、規約は頻繁に更新されます。必ず最新の「Generative AI Additional Terms of Service」を確認してください。
Generative AI Additional Terms of Serviceを確認する
PIXTAのAI画像規定
PIXTAではAI生成画像の販売を認めていますが、以下の条件があります。
1. 「AI生成素材」としてのチェックを入れること。
2. 権利侵害がないことを保証すること。
これらに違反し、一般のイラストとして登録したことが発覚した場合、アカウント削除などの重いペナルティが課されます。
ImageFXに関するよくある質問
初心者が抱える疑問を解決
Q. スマホでもできますか?
A. 可能ですが、画像の細部確認やアップスケーリング作業、タグ付けの効率を考えると、PCでの作業を推奨します。
Q. 英語が苦手ですが大丈夫ですか?
A. 日本語プロンプトでも動作しますが、DeepLなどの翻訳ツールを使って英語で入力した方が、意図したニュアンスが反映されやすい傾向にあります。
僕はDeepLで翻訳して使用しています。
まとめ 実際にPIXTAに投稿した結果
僕は現在もimage FXを利用してイラストを生成し、PIXTAに投稿しています。
この記事でも紹介している通り、最初の3ヶ月は利益出ませんでした。
しかし継続1年、収益は本当に少しずつ積み上がり、現在は月に300円ほど利益が出ています。
ImageFXを使ったストックフォト副業の可能性と限界
ImageFXを使ったストックフォト副業は、初期費用ゼロで始められる点で魅力的ですが、「不労所得」と呼ぶには作業量が伴います。
・可能性:高品質なイラストを量産できるため、数撃ちゃ当たる戦法が取れる。ニッチなキーワード(例:「リモートワーク中の腰痛」など)を攻めれば、競合を出し抜くことが可能。
僕もPIXTAに3000枚ほどイラストを投稿しています。
・限界:著作権の法整備が過渡期であり、将来的にプラットフォームのルールが厳格化されるリスクがある。また、単純な画像は飽和状態にあるため、企画力(どんなシチュエーションを描くか)が問われる。
1枚のイラストを生成して、高画質化した後にタイトルとタグを設定するのに少なくとも10分はかかります。その労力をかけてもすぐに売れる訳ではありません。
結論として、ImageFXは「魔法の杖」ではありませんが、企画力と根気強い修正作業を組み合わせれば、月数万円程度の副収入を得るための強力なツールになり得ます。
まずは1枚、審査に通すところから始めてみてはいかがでしょうか。
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