こんにちは!ケンドーマメです。
僕は今、副業で店舗せどり(ブックオフせどり)に取り組んでいます。
しかし、副業として取り組んでいるので、仕事の兼ね合い等もあり、毎日店舗に寄れる訳ではないです。
個人的にも毎日寄っても商品が変わる事が少ないので、毎日行く意味もないと考えています。
そこで、どの位の頻度なら良いのか、僕の見解を共有しようと思います。
この記事では、副業せどりにおける最適な仕入れ頻度について、様々な要因を考慮した上で詳しく解説します。店舗せどりに特化した内容ですのでご了承ください。
仕入れ頻度を決める重要な要因
目標利益額と必要な仕入れ量
副業せどりを始める際、まず明確にすべきは月間の目標利益額です。例えば月5万円の利益を目指すなら、仕入れ商品の平均利益率や回転率に基づいて必要な仕入れ量を計算できます。
一般的に、商品の平均利益率が30%だとすると、月に約17万円分の商品を仕入れる必要があります。これを週に分けると、週に約4万円分の仕入れが必要になります。こうした計算から逆算して、必要な仕入れ頻度が見えてきます。
せどり業界では「目標利益の3倍の仕入れ額を確保すべき」という法則が一般的に広まっています。こうした指標も参考にしながら、自分に合った目標設定をしましょう。
取扱商品のジャンルと回転率
取り扱う商品のジャンルによって、最適な仕入れ頻度は大きく変わります。
- 書籍・CD/DVD: 比較的回転率が安定しており、新刊や話題作が出る頻度に合わせた仕入れが効果的
- 家電製品: 新製品のリリースサイクルや季節商品に合わせた仕入れが必要
- アパレル: シーズン変わりや特定のイベント(セール等)に合わせた集中的な仕入れが効果的
- ホビー・玩具: 新製品の発売日周辺や、話題作の入荷タイミングを狙った仕入れが有効
例えば、書籍せどりを中心に行うなら、書店やブックオフの新刊入荷・値下げのタイミング(多くの店舗では週に1〜2回)に合わせた仕入れ頻度が効率的です。
確保できる作業時間
副業として取り組む場合、自分が確保できる時間も重要な要素です。
- 平日夜のみ: 週2〜3回、仕事帰りに立ち寄れる店舗を中心に短時間で効率的に回る
- 週末集中型: 土日にまとめて複数店舗を回るパターン
- 不定期型: 不規則な空き時間を活用する場合は、あらかじめ優先順位の高い店舗リストを作成しておく
私の場合、結婚しており駅周辺に住んでいない為、週末にまとめて仕入れを行っています。
資金力とキャッシュフロー
資金力やキャッシュフローも仕入れ頻度に影響します。
- 少額資金でスタート: 少額で始める場合は、回転率の高い商品(すぐに売れる商品)を狙い、週1〜2回の小規模な仕入れが安全
僕も最初の仕入れは20冊程度で1万円でした。 - ある程度の資金がある: 月に1〜2回の大規模な仕入れと、週1回程度の補充的な仕入れを組み合わせることで、効率的な運用が可能
商品が売れてキャッシュが戻ってくるまでの期間(回転期間)を考慮し、資金ショートしないよう計画的な仕入れスケジュールを立てることが重要です。
居住地域の店舗環境と競合状況
お住まいの地域の特性も重要な要因です。
- 店舗密集地域: 競合が多い可能性が高いため、頻度を上げて「早い者勝ち」を狙う
- 店舗が少ない地域: 一店舗当たりの商品入れ替わりサイクルを把握し、そのタイミングに合わせた仕入れが効果的
- 観光地や大型商業施設周辺: 人の流れが多く商品回転が早い店舗は、より頻繁に訪問する価値がある
せどり業界では、「競合が多い地域では午前中の仕入れが効果的」といった知見を共有している方もいます。地域特性を理解し、それに合わせた戦略を立てましょう。
店舗別タイプの仕入れ頻度
メイン店舗 週に1回

週1回の訪問頻度が理想的な理由は以下の通りです:
- 多くの店舗では週に1回程度の頻度で在庫の入れ替えや値下げが行われる
- 週1回のペースでも、前回見逃した商品や新たに入荷した商品を効率よく確認できる
メイン店舗というのは、自宅の最寄りの店舗の事です。
最寄りの店舗が小さく、少し離れた所にある場合はその店舗でも問題ありません。
要するに、自分が一番行きたいと思う店舗の事です。
このメイン店舗には週に1回は通った方がいいと思います。それは、品ぞろえなどが変わる可能性が高いからです。
仮にメインの店舗に1か月行かなかったとすると、せっかくいい商品があっても、品が変わってしまい、チャンスを逃す事になります。
僕の場合、ブックオフ仕入れをしていたのですが、横浜に住んでいた頃、徒歩圏内にブックオフがありましたので、散歩がてら仕入れに行っていました。
土日用事がない時はよく行っていましたね(笑)
感覚的に1週間に一度いっていると、商品も新しいのが増えている気がしました。
同じ商品をスキャンする事もありましたが、商品も入れ替わっている気がします。
サブ店舗 2週間に1回
サブ店舗とは、職場の近くにあったり、少し遠いけど魅力的な店舗の事です。
こちらは2週間に1回の頻度がちょうどいいと思います。
2週間に1回が適している理由:
- 商品の入れ替わりサイクルを考慮した場合、2週間もあれば十分な商品の入れ替わりが期待できる
- 訪問頻度を下げることで、1回あたりの滞在時間を長くとり、より丁寧にリサーチできる
- 移動時間や交通費を考慮しても、コスト効率が良い
僕の場合、サブ店舗は茅ケ崎のブックオフが該当していました。
ここは仕事終わりに寄れるので、よく仕事終わりに寄っていました。
雑誌などが豊富の店舗 月に1回

こちらは特殊かもしれませんが、雑誌が豊富の店舗を見つけたら、仕入れのチャンスです。
簡単に説明すると、最新号の1個前の新品雑誌が安く売っていたりするお店です。
雑誌はだいたい1か月に1回更新されるので、仕入れ頻度も1か月に1回がいいと思います。
月1回の訪問が適している理由:
- 雑誌の発売サイクルは基本的に月刊であり、その入れ替わりに合わせた訪問が効率的
- 季節商品やイベント関連の特集号は、タイミングを見計らって仕入れることで高い利益が期待できる
雑誌専門店の見分け方とリサーチのコツ
雑誌専門店の見分け方:
- 店頭に多数の雑誌ラックがあり、バックナンバーも豊富に取り揃えている
- 新古書店や古本市場など、雑誌コーナーが充実している店舗
- 商店街の古くからある書店で、雑誌の扱いが多い店舗
リサーチのコツ:
- 特に売れやすい雑誌ジャンル(ファッション、趣味、専門誌など)を優先的にチェック
- 付録付き雑誌は特に注目価値が高い(付録だけで本体価格以上の価値がある場合も)
- 限定版や特別号、創刊号などのレア度が高いものをチェック
- 季節に合わせた特集号(クリスマス、年末年始、夏休み等)は、その時期前に仕入れておくと高値で売れる可能性が高い
利益の出る雑誌の傾向:
- 専門性の高い雑誌(建築、デザイン、特定のホビーなど)
- 人気アーティストや俳優が表紙の号
- 完全保存版や特別付録付きの号
- 絶版になった人気雑誌のバックナンバー
仕入れ感覚を維持するための最低ライン

副業せどりの仕入れ頻度は、最低月1回だと思います。
これには実践的な理由があります。
2022年9月、私は彼女との同棲を始めたことをきっかけに、約3ヶ月間せどりの仕入れを休止していました。生活環境の変化に適応することと、新しい関係を大切にしたいという気持ちからでした。
しかし、3ヶ月後に再開しようとした時、明らかに**「感覚が鈍っている」**ことを実感しました。
具体的には:
- 商品の目利き力の低下: 以前なら即座に「これは売れる」と判断できた商品でも、自信を持って判断できなくなっていました
- 相場感の喪失: 市場価格の変動についていけず、適正な仕入れ価格の判断に時間がかかるようになりました
- リサーチスピードの低下: 商品をスキャンし、判断するまでの一連の流れがぎこちなくなり、以前の半分程度のスピードしか出せませんでした
これらの経験から、せどりのスキルは「使わないと錆びる」ものだと実感しました。
最低でも月1回は仕入れに行き、市場の動向や自分の感覚を維持することが重要です。
実践者の体験から学ぶ教訓
私の経験から得た教訓を、読者の皆さんにも活かしていただけるよう、いくつかのポイントにまとめました:
- 継続は力なり: 短期間であっても定期的に仕入れを行うことで、スキルの維持・向上が可能です
- 生活の変化に合わせた調整: 私のように生活環境が変わる時は、無理せず規模を縮小してでも継続することが重要です
- 効率的なルート設計: 限られた時間で最大の成果を得るため、仕入れ店舗のルートを最適化しましょう
- 記録を取る習慣: どの店舗で、いつ、どのような商品が見つかったかを記録することで、効率的な仕入れ計画が立てられます
あなたに最適な仕入れ頻度を見つけるためのステップ
自分に合った仕入れ頻度を見つけるための具体的なステップをご紹介します:
自己分析を行う
- 週にどれくらいの時間を確保できるか(平日○時間、週末○時間など)
- 月間の目標利益額はいくらか
- どのジャンルの商品を扱いたいか
- 仕入れに使える資金はいくらか
地域の店舗をマッピングする
- 自宅や職場から行きやすい店舗をリストアップ
- それぞれの店舗の特徴(品揃え、価格設定、商品の回転率など)を把握
- メイン店舗、サブ店舗、専門店舗などにカテゴリ分け
試行錯誤の期間を設ける
- 最初の1ヶ月は、週に2回程度の頻度で様々な店舗を訪問
- 各店舗での成果(仕入れ金額、予想利益額など)を記録
- どの店舗がいつ訪問すると最も効率が良いかを分析
データに基づいた最適化
- 記録したデータを基に、成果の高い店舗と訪問タイミングを特定
- 最適な仕入れ頻度と巡回ルートを確立
- 月に1回程度、新たな店舗を開拓する日を設け、可能性を広げる
定期的な見直し
- 3ヶ月ごとに仕入れ計画を見直し、結果に応じて頻度や巡回ルートを調整
- 市場の変化や季節要因を考慮して柔軟に対応
まとめ
副業せどりの仕入れ頻度は、単に「週に1回」と一概に言えるものではなく、あなたの目標、取扱商品、時間的制約、資金力、地域特性など、様々な要因によって最適解が変わります。
ただし、経験則として:
- メイン店舗は週1回
- サブ店舗は2週間に1回
- 専門店舗は月1回
というペースが多くの方に効果的だと考えています。そして、スキルの維持という観点からは、最低でも月に1回は仕入れに出かけることをお勧めします。
あなた自身の状況に合わせて、無理のない仕入れ頻度から始め、データと経験を積みながら最適化していくことが、持続可能なせどりビジネスの鍵となります。
まずは自分の目標利益から逆算して必要な仕入れ量を把握し、無理のない頻度から始めてみましょう。そして何より、継続することが成功への近道です。
副業として取り組む場合は特に、本業とのバランスを取りながら、長く続けられる仕組みを作ることが大切です。
皆さんのせどりライフがより効率的で実りあるものになることを願っています!
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