自己破産の債権者集会にかかる時間と当日の流れ

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こんにちはケンドーマメです。

2022年9月14日に僕は債権者集会に参加し、自己破産が認められました。

この記事では債権者集会の流れとかかる時間を紹介します。

自己破産の債権者集会にかかる時間

債権者集会ににかかる時間はおよそ10分程です。恐らく個人差はあると思いますが、個人の破産者の為か、集会には誰も出席しませんでした。

事前に弁護士から、「恐らく誰も出席しないだろう」と言われていましたが、誰かくるのではないか?と少し緊張しました(笑)

結果、誰も来ることなく、債権者集会は管財人の報告のみとなり、10分程で終了しました。

債権者集会の流れ

ここで、僕が体験した債権者集会の流れを説明します。
あくまで僕個人の体験なので、実際少し違う場合もありますので、ご了承下さい。

①裁判所の1階で担当弁護士と待ち合わせ

債権者集会の開始15~20分程前に、担当の弁護士と待ち合わせをします。

裁判所に入る際、荷物検査があります。飛行機のゲートの様な感じです。
それが終わると1階のロビーに入る事ができます。

ロビーで担当弁護士と事前に会います。
そこでは、当日の流れなどの説明、そして今後について簡単に説明があります。

②集会の会場へ移動

担当弁護士と一緒に集会の会場へ移動します。
入室後も特にやる事はありませんので、促されるまま席につきましょう。

机の上には管財人からの報告事項が置いてありました。

③管財人より報告書の説明

管財人より、報告書の説明がありました。

内容は机の上に置いてある報告書の通りでした。それを管財人が読み上げます。

簡単に説明すると、報告書は管財人が調査した内容と所感を述べる形式です。

僕の場合、情報商材や投資などで借金を作った為、自己破産できるかどうかは、弁護士と裁判官の判断に委ねられます。

しかし、弁護士との面談で素直に対応したりしていた為、「自分の都合で借金が増えた事を反省している。更生の意思がある」と判断されました。

そのため、僕と同じ状況で借金が増えている人は、管財人に対して丁寧に対応しましょう。

免責不許可事由の紹介と、管財人が自己破産してもよいと判断した理由

僕の場合、借金の原因が

副業(高額商材、FX)
自己破産依頼後、車を売却している(故障の為、やむなく)

などの理由で自己破産出来ない事が法律で決まっているようです。
こちらが、免責不許可事由になっています。要するに、投資やギャンブルはだめですよ。
自己破産するために、資産を不当に廃棄したり売却したりするのはだめ
ですよ。
というお話です。

その為、自己破産の可否は管財人の判断に委ねられます。

管財人から話があったのが

・車の売却の正当性
→市場価格より著しく安く売却したわけでない。
・真摯な対応と協力体制
→質問に対して素直に回答。提出依頼された書類を全部提出。
・管財人に対し、明確な回答
→ごまかしたりしない
・反省
→身勝手な理由で借金を重ね、返せなくなってしまった為。
・一貫性
→今後の事について、一貫性を持ったお話をする
(管財人面談で収入の範囲内で生活すると宣言、その後の預金の動きなどで、収入を越える支出がない等)

まとめ

いかかでしたでしょうか。

2021年の10月に、初めて個人再生の相談をしてから、約1年。
ようやく自己破産をする事が出来ました。

カード会社の方などには、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これで僕は前を向いて歩いていく事が出来ました。

今後は、収入の範囲内で生活をします。

副業も、経理の副業とせどり、ブログの3本にして、「月収100万稼ぐ手法教えます」の様な、一見憧れる副業には手を出しません。

副業で借金を返したかったのですが、2021年後半から色々と私生活に変化があり、うまくできませんでした。

今後も、よろしくお願いします。

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