ChatGPT無料版でブログ記事は書ける?会社員が実際に使った正直レビュー

副業

はじめに:ブログ執筆の「時間」という悩み

副業でブログを運営している僕にとって、記事作成の時間確保は常に課題でした。
本業の経理業務で日中は働いていて、最近子供も生まれたため、帰宅後に記事を書くとなると、
1記事あたり3〜4時間はかかります。

構成を考え、情報を調べ、文章を練る。
この作業を効率化できないかと考えていたとき、ChatGPTの無料版に出会いました。

「AIがブログを書いてくれる」という話は聞いていましたが、実際のところどうなのか。
無料版でも使えるレベルなのか。

今回は、実際に僕がChatGPT無料版を使ってブログ記事を作成した体験を、良かった点も悪かった点も包み隠さず共有していきます。

ChatGPT無料版の基本スペック

まず、ChatGPT無料版で何ができるのかを整理しておきましょう。

2025年12月時点で、無料版はGPT-3.5というモデルを使用しています。有料版のGPT-4と比べると性能は劣るものの、基本的な文章生成は十分可能です。利用回数に制限はなく、何度でも使える点は大きなメリットです。

ただし、無料版には以下の制約があります:

  • 最新情報へのアクセスができない(2022年1月までのデータ)
  • 画像生成機能の制限あり
  • レスポンス速度が有料版より遅い

僕のような副業ブロガーにとって、「無料で使い放題」という点は魅力的ですが、これらの制約がブログ執筆にどう影響するのかが気になるところです。

実際に記事を書いてもらった結果

僕は転職と副業をテーマにしたブログを運営しています。今回は「経理職の転職市場」について、ChatGPTに記事を書いてもらうことにしました。

プロンプト(指示文)はこう出しました

最初のプロンプトは以下の通りです:
「経理職の転職市場について、2000文字程度でブログ記事を書いてください。初心者にもわかりやすく、転職を考えている人に役立つ内容にしてください」

出力された記事の第一印象

ChatGPTは約30秒で記事を生成しました。文字数は約1800文字。構成は導入・本文・まとめと綺麗に分かれており、見た目は「それっぽい」記事でした。

しかし、内容を読み進めると、いくつかの問題点が見えてきました。

ChatGPT無料版の良かった点と悪かった点

良かった点

完全無料で制限なく使える

有料版と違い、月額料金が一切かからない点は大きなメリットです。
僕のような副業ブロガーにとって、固定費をかけずに試せるのは助かります。利用回数の制限もないため、納得いくまで何度でも修正依頼ができます。

アカウント登録だけですぐに使える

面倒な設定や複雑な操作は不要です。
メールアドレスでアカウントを作れば、すぐに使い始められます。
ITに詳しくない人でも、直感的に操作できるシンプルなインターフェースです。

僕も最初は友達にすすめられて、とりあえず登録して始めました。

24時間いつでも利用可能

子供がまだ乳児のため、深夜や早朝にブログを書くことも多いのですが、ChatGPTは時間を問わず利用できます。
思い立ったときにすぐ作業を始められるのは、副業ブロガーには非常にありがたいです。

また、アプリ版もあるので電車に乗りながらスマホで作業する事もできます。

文章の基礎品質が高い

誤字脱字がほとんどなく、文法的にも正しい文章を生成してくれます。日本語の自然さも想像以上で、明らかに機械が書いたとわかるようなぎこちなさは少ないです。

複数の視点や切り口を提案してくれる

一つのテーマに対して、「初心者向け」「経験者向け」「比較形式」など、さまざまな切り口を提案してくれます。記事のバリエーションを増やすアイデア出しに役立ちました。

ライティングの勉強になる

ChatGPTが生成する文章の構成や展開の仕方を見ることで、論理的な文章の書き方を学べます。
特に「起承転結」や「PREP法」などの文章構成を実践例として見られるのは勉強になりました。

複数言語に対応している

日本語だけでなく、英語など他の言語でも記事を生成できます。
将来的に英語ブログを始めたいと考えている僕にとって、可能性が広がります。

悪かった点

情報が2022年3月で止まっている

これが最大のデメリットです。

転職市場や法改正など、最新情報が重要なテーマでは使い物になりません。
結局、自分で最新データを調べて追加する手間がかかります。

参考:ChatGPTの学習データはいつまで?モデル別カットオフ日一覧

事実と嘘を混ぜて自信満々に語る

どのAIサービスも似ているかもしれませんが、注意が必要な点です。

存在しない統計データや架空の事例を、さも本当のことのように書いてきます。
専門知識がない分野だと見抜けず、誤情報を拡散してしまうリスクがあります。

僕も経理の記事構成を考える過程で、実在しない会計基準を引用された経験があります。

個性や感情表現が乏しい

生成される文章は正確ですが、どこか教科書的で無機質です。
読者の心を動かすような感情的な表現や、筆者の「らしさ」が出にくいです。

結局、人間らしさを加える編集作業が必要になります。

長文になると内容が薄くなる

2000文字を超える長文を依頼すると、同じ内容を言い換えただけの冗長な文章になりがちです。
情報密度が低く、読み応えのない記事になってしまいます。

具体例や体験談を創作できない

「実際に僕が経験したこと」のような具体的なエピソードは、当然ながら生成できません。読者が最も価値を感じる「リアルな体験談」は、完全に自分で書く必要があります。

文脈を忘れやすい

長い会話を続けていると、最初に指示した内容を忘れてしまうことがあります。
一貫性のある記事を作るには、こまめに指示を出し直す必要があります。

有料版より生成速度が遅い

混雑時は特に、レスポンスに時間がかかることがあります
複数の記事を連続で作成するときは、待ち時間がストレスになることもありました。

画像作成に制限がある

無料版では、イラストは1日に数枚しか作成できません。

検索エンジンで調べることができない

質問に答えるときに、リアルタイムで情報を検索することができません
有料版のようなウェブ検索機能がないため、最新情報が必要な質問には答えられません。

検索エンジンを利用したAIを使用したい場合は
perplexityがオススメです。

同じような表現を繰り返す傾向がある

複数の記事を生成していると、「〜と言えるでしょう」「〜が重要です」など、同じような締めくくりの表現が頻出します。ブログ全体で見ると、文章の単調さが目立ってしまいます。

ChatGPT無料版の「できること」5選

実際に使ってみて、ChatGPT無料版ができることを整理しました。

記事の骨組み作成

最も役立ったのは、記事構成の作成です。

「この記事で何を伝えるべきか」という大枠を素早く提示してくれます。
僕はこの構成を土台にして、自分の経験や最新情報を肉付けしていく方法を取るようになりました。

表現のバリエーション提供

同じ内容を違う言い回しで表現したいとき、ChatGPTは複数の候補を出してくれます。
文章のマンネリ化を防ぐのに有効です。

専門用語の説明文作成

経理用語など、専門的な内容をわかりやすく説明する文章を生成してくれます。ただし、必ず内容の正確性はチェックする必要があります。

SEOキーワードの自然な組み込み

指定したキーワードを違和感なく文章に組み込んでくれます。
ただし、キーワードの選定自体は自分で行う必要があります。

箇条書きや見出しの整理

情報を整理して、読みやすい形式に変換してくれます。長文を箇条書きにまとめる作業が格段に楽になりました。

ChatGPT無料版の「できないこと」5選

良い点ばかりではありません。使ってみて気づいた限界も多くありました。

最新情報の取得

これが最大のネックです。2022年1月以降の情報は持っていないため、転職市場の最新動向や法改正などは自分で調べて追加する必要があります。転職系のブログでは致命的な弱点です。

体験談や具体例の創出

ChatGPTが生成する文章は一般論に終始しがちです。

「僕が転職したときは」といった具体的な体験談は、当然ながら自分で書く必要があります。
体験に基づいた情報こそ、読者が求めているものなのに、ここは完全に人間の領域です。

感情を込めた文章表現

ChatGPTの文章は正確ですが、どこか機械的で冷たい印象があります。読者の感情に訴えかける表現や、共感を呼ぶ言い回しは、やはり人間が調整する必要があります。

情報の真偽判断

ChatGPTは時々、もっともらしい嘘をつきます。専門知識がない分野だと気づきにくいのですが、僕の専門である経理分野では明らかな誤情報を含んでいることがありました。ファクトチェックは必須です。

ブランドやトーンの統一

ブログには「らしさ」が大事です。

僕のブログは転職と副業の両立をテーマにしていますが、ChatGPTはそのトーンを理解できません
一人称の使い方や、読者への語りかけ方は、毎回調整が必要でした。

僕が見つけた効率的な使い方

試行錯誤の末、僕は以下のワークフローに落ち着きました。

ステップ1:ChatGPTで構成案を作る
まず、記事のテーマを伝えて、見出しと各セクションの要点を出力してもらいます。これで記事の骨格ができます。

ステップ2:自分の体験と最新情報を追加
構成案をベースに、自分の経験談、最新のデータ、具体的な事例を肉付けしていきます。ここが記事の価値を決める最重要部分です。

ステップ3:ChatGPTで文章をブラッシュアップ
書いた文章をChatGPTに渡して、より読みやすい表現に整えてもらいます。ただし、自分らしさが消えないよう注意します。

ステップ4:最終チェックと調整
誤情報がないか、読者目線で役立つ内容か、自分のブランドに合っているかを確認します。

この方法で、記事作成時間は3〜4時間から2時間程度に短縮できました。

完全に任せるのではなく、ChatGPTを「アシスタント」として活用することで、効率と質の両立が可能になりました。

無料版と有料版、どちらを選ぶべきか

約3ヶ月間、無料版を使い続けた僕の結論は「用途による」です。

無料版が向いている人:

  • ブログ初心者で、まず試してみたい人
  • 記事の構成作りや表現のヒントが欲しい人
  • 最新情報をあまり必要としない分野を扱っている人

有料版を検討すべき人:

  • 最新情報が重要なジャンル(ニュース、法律、技術系など)を扱っている人
  • より高度な文章生成が必要な人
  • 大量の記事を効率的に作成したい人

僕自身は現在も無料版を使い続けています

転職市場の最新情報は自分で調べる必要がありますが、それ以外の部分では十分に役立っているからです。
月額20ドルの有料版に価値があるかは、自分のブログ運営スタイル次第でしょう。

まとめ:ChatGPT無料版は「最強の下書き作成ツール」

3ヶ月間使ってみた正直な感想は、
ChatGPT無料版は「記事を書いてくれるツール」ではなく、「記事作成を助けてくれるツール」だということです。

完全に任せることはできませんが、構成作りや表現のブラッシュアップでは大きな力を発揮します。
記事作成時間を30〜40%短縮できたことは、副業ブロガーとして大きなメリットでした。

ただし、読者が本当に求めているのは、あなた自身の経験、視点、そして感情です。
ChatGPTはそれを代替できません
だからこそ、AIはツールとして活用し、最終的なクオリティは人間がコントロールする。
このバランスが重要だと感じています。

もしあなたがブログ執筆に時間がかかって悩んでいるなら、ChatGPT無料版を試してみる価値はあります。ただし、完璧を期待せず、「アシスタント」として付き合うことが成功の鍵です。

追記:
この記事自体も、実はChatGPTの力を借りて構成を作成し、僕の実体験を追加して完成させました。所要時間は約2時間。完全に手書きしていたら4時間はかかっていたでしょう。これが、僕が見つけた「効率的なブログ執筆法」です。​​​​​​​​​​​​​​​​

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