チューナーレステレビ vs 通常のテレビ徹底比較!あなたに合うのはどっち?

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こんにちは!ケンドーマメです。

チューナーレステレビを買って後悔しない方法などは

こちらの記事で解説していますが、そもそも通常のテレビとの比較をしていなかったので、この記事では比較をしていこうと思います。

チューナーレステレビ vs 通常のテレビ徹底比較!

実家のテレビと今のチューナーレステレビ 比較

起動時間の差(実際に測ってみた)

朝の忙しい時間での起動時間

  • チューナーレステレビ:電源ON → Netflix視聴まで約15秒
  • 通常テレビ:電源ON → 地上波視聴まで約3秒
  • 通常テレビ:電源ON → Netflix視聴まで約45秒

妻の一言:「チューナーレステレビの方が早く見れるから、朝の準備中のニュースチェックが楽」

操作性の違い(家族の反応)

チューナーレステレビのリモコン

  • YouTubeボタン一発で起動 → 子供でも簡単
  • Netflix専用ボタン → 妻が重宝
  • 音声検索が意外と便利 → 「○○のドラマ」で検索可能

通常テレビのリモコン

  • チャンネル変更が直感的 → 両親が使いやすい
  • 番組表ボタンが便利 → 録画予約がスムーズ
  • 入力切替がやや面倒 → NetflixまでのステップBリが多い

画質の印象(素人目線)

正直、日常使いでは大差ありません

  • Netflix 4K → どちらも綺麗
  • YouTube → チューナーレステレビの方が若干鮮やか?
  • 地上波 → 通常テレビの方が安定している感じ

ただし、同価格帯での比較では通常テレビの方が画質は上だと感じます。

価格比較

チューナーレステレビ

チューナーがない分、製造コストが抑えられており、通常のテレビよりも安い事が多いです。同じ画面サイズや性能で比較すると、チューナーレステレビの方がより手頃な価格で購入できます。

例えば、43インチのチューナーレステレビは3万円台から購入可能ですが、同サイズの通常テレビは5万円以上することが多いです。

参考:山善 43インチチューナーレステレビ
参考:東芝 43インチ通常のテレビ

通常のテレビ

チューナーが内蔵されているため若干高価になる場合があります。ただし、価格差は数千円程度であり、高性能モデルでは差が縮まることもあります。

また、通常テレビは長年の技術蓄積があるため、高画質・高音質モデルも多く、プレミアムな視聴体験を求める人にとっては魅力的な選択肢となります。

ケンドーマメ
ケンドーマメ

地デジから10年以上。技術の進化はすごいですよね。

機能性比較

チューナーレステレビ

スマート機能が充実しており、音声認識や画面ミラーリング機能などが搭載されています。Android TVを採用しているモデルではアプリの追加も可能で、インターネット動画視聴やゲームに最適です。

最新のチューナーレステレビでは、AIアシスタント機能や、スマートホームデバイスとの連携機能なども搭載されており、単なる視聴デバイスを超えた多機能な家電として活用できます。

通常のテレビ

地上波や衛星放送を視聴できるほか、多くのモデルでスマート機能も搭載されています。
ただし、インターネット動画視聴には外部デバイス(Fire Stickなど)が必要な場合があります。

録画機能や番組表機能など、従来のテレビ視聴に特化した機能が充実しています。また、最新モデルではHDR(ハイダイナミックレンジ)対応やVRR(可変リフレッシュレート)など、高度な映像技術も採用されています。

HDR対応について: HDR10やDolby Visionといった技術により、従来よりも明るい部分はより明るく、暗い部分はより深く表現できるため、よりリアルで臨場感のある映像が楽しめます。特に映画やゲームでその効果を実感できます。

参考:アイ・オー・データ HDR機能とは

VRR機能について: ゲーム機と接続した際に、フレームレートの変動に合わせてテレビの表示も同期することで、映像のカクつきやティアリング(画面の一部がずれて見える現象)を防ぎ、より滑らかなゲーム体験が可能になります。

参考:ソニー VRR機能について

画質比較

チューナーレステレビ

最大輝度やコントラスト比に注目した製品が多く、高画質でインターネット動画を楽しめます。ただし、大手メーカーが少ないため品質にばらつきがある場合があります。

特に有機ELパネルを採用したモデルでは、深い黒と鮮やかな色彩を実現し、映画やドラマの視聴に最適です。ただし、長時間同じ画面を表示し続けると焼き付きのリスクがあるため、注意が必要です。

HDR技術の違い: チューナーレステレビでもHDR10+やDolby Visionに対応したモデルが増えており、これらの技術により動的にコンテンツの明暗を最適化し、シーン毎により適切な映像表現が可能になります。特にNetflixやAmazon Prime Videoなどの配信コンテンツでその違いを実感できます。

参考:生活お役立ち情報様
参考:テレビ下取り価格チェッカー

通常のテレビ

地上波放送向けに最適化された画質で安定した性能を提供します。特に4K・8K対応モデルでは優れた映像美を楽しめます。

大手メーカーの高級モデルでは、独自の画像処理エンジンによる高度な映像補正技術が採用されており、低画質のコンテンツでも美しく表示できます。また、スポーツ中継などの動きの速い映像でも、倍速駆動技術滑らかな描写が可能です。

倍速駆動技術について: 1秒間に60フレームの映像を120フレームや240フレームに補間することで、動きの激しいスポーツシーンやアクション映画でも残像感を軽減し、より鮮明で滑らかな映像が楽しめます。

参考:シャープ公式 倍速駆動技術について

出典:ソニー公式 ブラビアの特徴
出典:パナソニック公式 ビエラの特徴

音質比較

チューナーレステレビ

音響性能は製品によって異なりますが、高品質スピーカーを搭載したモデルも存在します。ただし、一部の低価格モデルでは音質が簡素化される可能性があります

ケンドーマメ
ケンドーマメ

僕の家も、ゲオで買った3万円のチューナーレステレビがありますが、音質は悪くないですが、よくもない気がします。

最新のモデルでは、Dolby AtmosやDTS:Xなどの立体音響技術に対応しているものもあり、臨場感のある音響体験が可能です。また、Bluetooth接続によるワイヤレスイヤホンやスピーカーとの連携も容易です。

Dolby Atmosについて: 従来の5.1chや7.1chサラウンドと異なり、音を立体的な空間内のオブジェクトとして扱うことで、頭上からの音や、より精密な音の定位を実現します。映画館のような臨場感を家庭でも体験できます。

DTS:Xについて: Dolby Atmosと同様の立体音響技術で、オブジェクトベースの音響処理により、より自然で包み込まれるような音響体験を提供します。

出典:ドルビージャパン ドルビーアトモス 説明
出典:DTS:X 説明

通常のテレビ

地上波放送向けに設計されているため、安定した音質を提供します。高級モデルではサラウンド機能などが充実している場合があります。

一部の高級モデルでは、画面自体が振動して音を出す「音響板」技術を採用しており、より自然な音の広がりを実現しています。また、外部のサウンドバーやホームシアターシステムとの連携も考慮された設計になっています。

音響板技術について: 従来のスピーカーではなく、画面全体を振動させることで音を出すため、画面上のキャラクターや物体から直接音が聞こえるような自然な音響体験が得られます。特に映画やドラマで効果を発揮します。

出典:ソニー公式 アコースティックオーディオ

使いやすさ比較

チューナーレステレビ

アンテナ接続不要で設置が簡単です。インターネット環境さえあればすぐに使用可能です。リモコン操作も直感的で、多くのモデルで音声認識機能があります。

スマートフォンとの連携も優れており、スマホアプリを使ってテレビを操作したり、スマホの画面をテレビに映したりすることが容易です。また、クラウドサービスとの連携により、個人の視聴履歴に基づいたコンテンツレコメンド機能なども充実しています。

通常のテレビ

地上波放送を見る場合はアンテナ設置が必要ですが、一度設定すれば操作は簡単です。また、多くの家庭で馴染み深い使い方が可能です。

最新のモデルでは、AIを活用した音声操作機能が搭載されており、チャンネル変更や音量調整、録画予約などをハンズフリーで行えます。また、スマートリモコンを採用し、直感的な操作が可能になっているモデルも増えています。

出典:東芝 レグザ 機能説明
出典:シャープ アクオス 機能説明

チューナーレステレビ vs 通常のテレビ メリットデメリット比較

項目チューナーレステレビ通常のテレビ
メリット・価格が安い
・スマート機能充実
・設置が簡単
・動画配信サービスに最適化
・省スペース
・地上波放送対応
・安定した画質と音質
・多用途
・録画機能充実
・長年の技術蓄積
デメリット・地上波放送非対応
・メーカーによる品質差
・緊急警報放送非対応
・規格変更への対応不安
・アンテナ設置必要
・価格が高め
・設置スペース要
・操作がやや複雑

チューナーレステレビはメーカーによる品質差があるのも事実です。

ケンドーマメがオススメするチューナーレステレビのオススメ記事も参考にして下さい。

チューナーレステレビ vs 通常のテレビ どちらを選ぶべき!?

チューナーレステレビがおすすめな人

この記事でも触れています。

地上波の放送を見ない人

チューナーレステレビは地上波放送を受信できないため、NetflixやYouTubeなどのストリーミングサービスを主に利用する人に適しています。

動画配信サービスをよく見ている人

スマート機能が充実しており、様々な動画配信アプリを簡単に利用できます。リモコン操作一つで好きな番組をすぐに視聴できる利便性があります。

ケンドーマメ
ケンドーマメ

スマートテレビのリモコンはyoutubeやネットフリックスのボタンがある事が多いです。

コスパ重視の人

チューナーが内蔵されていないため、同じサイズや性能の通常テレビと比べて価格が安い傾向にあります。

コスパを重視して、安く大画面のテレビが欲しい人に向いています。

スマートホーム機能を活用したい人

多くのチューナーレステレビがAndroid TVを搭載しており、音声アシスタント機能やSNSとの連携など、スマートホーム機能を活用できます

省スペースで設置したい人

薄型で軽量なモデルが多く、壁掛けや壁寄せスタンドでの設置が可能で、狭いスペースでも効率的に使用できます。

通常のテレビがおすすめな人

チューナーレステレビがおすすめ人の裏返し的なものが多いですが、紹介します。

地上波や衛星放送を頻繁に見る人

通常テレビはチューナーが内蔵されているため、地上波やBS・CS放送を視聴できます。ニュースや生中継などのリアルタイム視聴を重視する人に適しています。

テレビに高品質な映像と音響を求める人

長年の技術蓄積により、地上波放送向けに最適化された安定した画質と音質を提供します。4K・8K対応モデルでは優れた映像美を楽しめます。

家族全員で幅広い用途に使いたい人

地上波放送からストリーミングサービス、ゲームまで幅広い用途に対応しており、家族全員のニーズを満たすことができます。

家族がいると、どうしても「テレビが見たい」という人もいますよね。

録画機能を重視する人

多くの通常テレビには録画機能が搭載されており、地上波やBS・CS放送の番組を簡単に録画・再生できます。

録画して後で見返すのが楽しみな人、特定の芸能人が好きで作品をストックしたい人なども通常のテレビの方がいいと思います。

緊急放送の受信が必要な人

通常テレビは緊急警報放送を受信できるため、災害時の情報入手に重要です。安全面を考慮する人にとって必要不可欠な機能です。

もう迷わない!どちらを選ぶべきかチェックリスト

まずは使用頻度をチェック

以下の質問に答えてみてください:

地上波放送について

  • 朝のニュース番組を毎日見る
  • 夜のニュース番組を毎日見る
  • ドラマを地上波で見る
  • バラエティ番組をよく見る
  • スポーツ中継をよく見る

3個以上該当 → 通常テレビ推奨

配信サービスについて

  • Netflix・Amazon Primeに加入済み
  • YouTubeを毎日見る
  • スマホで動画をよく見る
  • 海外ドラマ・映画が好き
  • 好きな時に好きなものを見たい

3個以上該当 → チューナーレステレビも検討可能

家族構成による判断

単身・夫婦のみ

チューナーレステレビでも十分 視聴習慣が統一されやすく、配信中心でも問題なし

僕もこの構成ですが、全然問題なく楽しめています。

子供がいる家庭

通常テレビを推奨 朝アニメ、教育番組など地上波コンテンツが多い

3世代同居

通常テレビ必須 年配の方は地上波中心の視聴習慣

実家の祖母などもよくテレビを見ています。

予算による判断

初期費用重視

チューナーレステレビ 同サイズなら1.5-2万円安い

ランニングコスト重視

チューナーレステレビ 年間1.5万円程度の差

総合コスト重視

長期使用ならチューナーレステレビ 3年以上使うなら確実にお得

よくある勘違い

勘違い①「チューナーレステレビは画質が悪い」

同価格帯なら確かに劣る場合が多いが、実用レベルでは問題ないです。
僕の感覚では、3万円のチューナーレステレビ = 4万円の通常テレビ程度の画質

客観的な理由: 一般的にチューナーレステレビの画質が同価格帯の通常テレビより劣ると言われることがあるのは、開発・製造コストの配分が地デジチューナー部分ではなく、スマート機能やパネルそのものに重点的に割り振られる傾向があるためです。また、チューナーレステレビを製造するメーカーの多くが比較的新しい企業であり、大手テレビメーカーほどの映像処理技術の蓄積がない場合があることも影響しています。

勘違い②「設定が難しい」

チューナーレステレビの方が設定は簡単 Wi-Fi接続だけで使用開始です。
通常テレビはチャンネル設定等が面倒と感じる事があります。

勘違い③「インターネットが切れたら使えない」

その通りです これは大きなデメリット。
wifi接続が不調になった時、テレビの視聴が止まった事がありました。

wifiルーターを再起動したらすぐに直りました。

まとめ

2年間使った結果、こう思います

チューナーレステレビを選ぶべき人

  1. 配信サービス中心の視聴スタイル
  2. 初期費用を抑えたい
  3. 単身または価値観の近い夫婦
  4. NHK受信料を払いたくない
  5. 最新機能を手軽に楽しみたい

通常テレビを選ぶべき人

  1. 地上波番組をよく見る
  2. 家族で多様な使い方をする
  3. 緊急時の情報収集を重視
  4. 録画機能を使いたい
  5. 安定した視聴環境が欲しい

私の個人的なおすすめ

  • 一人暮らし・夫婦のみ → チューナーレステレビ
  • 家族がいる → 通常テレビ

最後に

この記事は、メーカーの宣伝でも専門家の意見でもなく、「同じように悩んだ一般人」の体験談です。

あなたの生活スタイルに合った選択をしてください。

テレビ選びで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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