こんにちは!ケンドーマメです。
上記の記事でも触れていた通り、後悔しないチューナーレステレビの選び方で、チューナーレステレビの紹介をしました。
上記の記事では”後悔しないチューナーレステレビの選び方”をメインに解説していたので、この記事では”オススメしたチューナーレステレビの比較”をメインに紹介します。
なぜチューナーレステレビを選んだのか
私がチューナーレステレビに注目した理由は以下の通りです:
コスト面のメリット
- NHK受信料(年間約25,000円)の支払い義務がない
- 地デジチューナー分のコストが削減されており、同サイズの通常テレビより安価
- Netflix、Prime Video、YouTubeなど配信サービスのみで十分
ライフスタイルの変化
- リモートワークが増え、テレビよりも配信コンテンツの視聴時間が増加
- ニュースはスマートフォンやネットで取得
- スポーツ中継もDAZNやAbemaTVで視聴可能
実際に使って分かった選び方のポイント
画面サイズと解像度の関係
32インチ以下の場合 フルHD(1920×1080)で十分な画質を得られます。私が使用したオリオンSAFH321では、2メートル程度の視聴距離で動画配信サービスを快適に視聴できました。
40インチ以上の場合 4K対応モデルと非対応モデルで体感できる差があります。特にYouTubeの4Kコンテンツやネットフリックスの4K作品では、明らかな画質向上を実感できました。
OS(オペレーティングシステム)の重要性
Google TV搭載モデル
- インターフェースが洗練されており操作性が良好
- アプリの動作が軽快
- 音声検索の精度が高い
Android TV搭載モデル
- アプリの種類は豊富だが、動作がやや重い場合がある
- カスタマイズ性は高い
実際の使用で重要だった音質
チューナーレステレビの多くは薄型設計のため、音質は重要な選択基準です。私の体験では、Dolby Audio対応モデルとそうでないモデルでは、映画やドラマ視聴時の臨場感に大きな差がありました。
チューナーレステレビの比較
選定理由
- 価格帯3~7万円の売れ筋・高コスパモデルを中心にピックアップ
- 異なるOS(Google TV/Android TV)や画面サイズ(32~55インチ)でバリエーションを確保
- 実際の使用体験をもとに、配信サービス視聴や日常使いでの快適さを重視
なお、市場には他にもTCL「55C845」やFPD「43V型 4K Google TV」、NITORIのチューナーレステレビなど多様な選択肢があります。
特にTCLやFPDは4K・Dolby Vision/Atmos対応など高画質・高音質モデルも存在しますが、本記事では筆者の実体験と入手性を考慮し、上記4機種を深掘りします。
すべての選択肢を網羅しているわけではない点、ご承知おきください。
Xiaomi TV A Pro 55
これはアフィリエイトリンクです。
値段は2025年2月現在 64,800円です。
基本スペック
- 画面サイズ:55インチ
- 解像度:3840×2160(4K UHD)
- OS:Google TV
特徴
Xiaomi TV A Pro 55は、高画質と豊富な機能を兼ね備えたプレミアムモデルです。
4K解像度の大画面ディスプレイと高度な映像・音響技術により、臨場感あふれる映像を楽しめます。
Google TVを搭載しており、アプリの利用が可能です。
ベゼルレスデザインとメタルフレームなので、高級感のあるデザインも特徴の一つです。
画質
4K対応の解像度に対応している為、高品質で再生できます。
DCI-P3色域規格を採用しており、多彩な色を表現する事ができるので自然で豊かな色彩を楽しめます。また、ベゼルレスデザインにより、没入感の高い視聴体験を実現しています。
音質
Dolby Audio™、DTS-X、DTS Virtual:Xに対応しており、立体的で迫力のあるサウンドを楽しめます。
個人的な評価
画質面 リビングでの使用において、4K解像度の恩恵を強く感じられると思います。特にNetflixの4Kコンテンツでは、従来の40インチフルHDテレビと比較して明らかに精細な映像を楽しめます。DCI-P3色域規格により、風景映像での色の豊かさが印象的でした。
操作性 Google TVの反応速度は良好で、アプリ切り替え時のもたつきはほぼありません。音声検索も日本語認識の精度が高く、「○○の映画を探して」といった曖昧な指示でも適切に検索してくれます。
音質 Dolby Audio、DTS-X対応により、映画視聴時の迫力は十分です。ただし、低音域については外部スピーカーを併用することで、より満足度の高い視聴体験になりました。
気になった点 リモコンの反応が時々遅くなることがあり、連続操作時にストレスを感じる場面がありました。
マクスゼン JL40G7E
これはアフィリエイトリンクです。
値段は2025年2月現在 26,980円です。
基本スペック
- 画面サイズ:40V型
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- OS:Android 11
- 重量:約5.8kg(スタンドあり)
特徴
マクスゼン JL40G7Eは、フルHD解像度なのに手頃な価格帯を実現した製品です。
Android 11を搭載しており、豊富なアプリを利用できることも大きな魅力です。
操作性が高く、直感的に使えるインターフェースが特徴です。
Google Play ストアからアプリを追加できるため、あなたの好みに合わせてカスタマイズ出来ます。
また、Googleアシスタントによる音声操作にも対応しています。

個人的には3万円以下で買えるなら、とても安いと感じます!
画質
フルHD解像度ながら、動きの速い映像でもなめらかに映ります。
HDR10およびHLGに対応しており、明暗の差が大きいシーンでも問題ないです。
音質
8W+8Wのステレオスピーカーを搭載し、Dolby Audioに対応しています。
40型クラスのテレビとしては十分なと音質です。
個人的な評価
コストパフォーマンス この価格帯でAndroid 11搭載、フルHD対応は非常に魅力的です。寝室での使用を想定して購入しましたが、期待を上回る性能でした。
画質 フルHD解像度ながら、動画配信サービスの視聴には十分な品質です。HDR10、HLG対応により、明暗差の大きなシーンでも破綻なく表示されます。ただし、PCゲームをプレイする際は、応答速度の面でやや物足りなさを感じました。
使い勝手 Android 11による豊富なアプリ選択肢が魅力です。Google Playストアから直接インストールでき、プライムビデオ、Netflix、YouTube、TVer、Abemaなど主要サービスはすべて問題なく動作しました。
音質 8W+8Wステレオスピーカーによる音質は、40インチクラスとしては標準的です。深夜の視聴時には十分な音量と音質を確保できました。
山善(YAMAZEN) QRK-40TL2K
これはアフィリエイトリンクです。
値段は2025年2月現在 32,800円です。
基本スペック
- 画面サイズ:40インチ
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- OS:Google TV
- 重量:5.6kg(スタンドあり)
特徴
山善の Qriom QRK-40TL2K は、シンプルな設計と使いやすさを重視したモデルです。
Google TVを搭載しており、主要な動画配信サービスのアプリがプリインストールされているので、すぐに見たい動画配信サービスを見る事が出来ます。
画質
フルHD解像度なので、動画配信サービスを見る分には問題ないです。
ただ、動きの速いFPSなどのゲームをする場合などは、他のチューナーレステレビと比較すると見劣りするかもしれません。
音質
日常的に使い分なら問題ないと思います。
個人的な評価
セットアップの簡単さ 開封から視聴開始まで約15分と、セットアップが非常にスムーズでした。主要な動画配信アプリがプリインストールされており、すぐに使い始められる点が評価できます。
画質・性能 フルHD解像度での動画配信サービス視聴には問題ありませんが、応答速度の面では他モデルと比較してやや劣ります。特に格闘ゲームやFPSなどの反応速度が重要なゲームでは、遅延を感じる場面がありました。
デザイン・質感 シンプルなデザインで部屋に馴染みやすく、ベゼルもそれほど目立ちません。ただし、全体的な質感は価格相応といった印象です。
オリオン電機(ORION) SAFH321
これはアフィリエイトリンクです。
値段は2025年2月現在 20,980円です。
基本スペック
- 画面サイズ:32V型
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- OS:Android TV
- 重量:約4.2kg
特徴
オリオン電機のSAFH321は、コンパクトなサイズと使いやすさを重視したチューナーレステレビモデルです。Android TVを搭載し、主要な動画配信サービスにスムーズにアクセスできます。
Android TVを搭載しているため、操作性が高く、直感的に使えるインターフェースが特徴です。Google Play ストアからアプリを追加できるため、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズが可能です。また、Googleアシスタントによる音声操作にも対応しており、手軽に操作できます
画質
フルHD解像度なので、32インチサイズでも綺麗な映像を見る事が出来ます。
HDR10およびHLGに対応しており、明暗の差が大きいシーンでも問題ないです。
音質
Dolby Audioに対応しているので、音質はいいと思います。
8W+8Wのステレオスピーカーを搭載し、32インチクラスとしては音質はいいと思います。
個人的な評価
コンパクトさの魅力 書斎での使用を想定して購入しました。32インチというサイズは、デスク周りでの使用や一人暮らしの部屋には最適です。軽量なため壁掛け設置も比較的容易でした。
画質 32インチでのフルHD解像度は十分な精細感があります。1.5〜2メートルの距離での視聴では、粗さを感じることはありませんでした。HDR10、HLG対応により、コントラストも良好です。
操作性 Android TVながら動作は軽快で、アプリの起動や切り替えもスムーズです。Googleアシスタントによる音声操作も期待通りに機能しました。
音質 8W+8Wのステレオスピーカーとしては、32インチサイズに適した音質です。Dolby Audio対応により、映画やドラマ視聴時の音響効果も満足できるレベルでした。
出典:ORION(オリオン) 32V型 チューナーレス スマートテレビ(android tv)
SAFH321
用途別のオススメモデル
コストパフォーマンス重視:マクスゼン JL40G7E
おすすめする理由
- 3万円以下で40インチAndroid TV搭載
- 主要な動画配信サービスが快適に利用可能
- 1年以上の使用でも大きなトラブルなし
こんな人におすすめ
- 初めてチューナーレステレビを試したい方
- 寝室やサブ機としての利用
- 予算を抑えたい方
高画質重視:Xiaomi TV A Pro 55
おすすめする理由
- 4K対応による高精細な画質
- Google TVによる快適な操作性
- 大画面での迫力ある視聴体験
こんな人におすすめ
- メインテレビとしての利用
- 映画やドラマを高画質で楽しみたい方
- リビングでの家族視聴
一人暮らし・書斎利用:オリオン電機 SAFH321
おすすめする理由
- コンパクトで設置しやすい
- 2万円台の手頃な価格
- 32インチでも十分な画質
こんな人におすすめ
- 一人暮らしの方
- 書斎や個室での利用
- 初期費用を最小限に抑えたい方
購入前に知っておくべき注意点
地上波・BS放送は一切視聴不可
チューナーレステレビでは、地上波デジタル放送、BS/CS放送は物理的に受信できません。ニュースや情報番組、スポーツ中継を地上波で視聴したい場合は、従来のテレビまたは別途チューナーの購入が必要です。
インターネット環境の重要性
動画配信サービスの快適な視聴には、安定したインターネット環境が必須です。私の環境では、4K動画の安定再生に最低20Mbps以上の速度が必要でした。
アプリの対応状況
すべての動画配信サービスがテレビアプリを提供しているわけではありません。購入前に、よく利用するサービスのアプリ対応状況を確認することをお勧めします。
音質への配慮
薄型設計のため、音質は通常のテレビと比較して劣る場合があります。音質を重視する場合は、サウンドバーや外部スピーカーの併用を検討してください。
まとめ
チューナーレステレビ所有者として、動画配信サービス中心の視聴スタイルには非常に適していることを実感しました。特に、NHK受信料の支払い義務がない点と、従来テレビより安価な価格設定は大きなメリットです。
ただし、地上波放送を一切視聴できない制約や、インターネット環境への依存度の高さは事前に理解しておく必要があります。自分の視聴スタイルと予算に合わせて選択すれば、満足度の高い製品を見つけられるでしょう。
私の最終的な評価
- 総合1位:マクスゼン JL40G7E(コストパフォーマンス)
- 高画質部門1位:Xiaomi TV A Pro 55
- コンパクト部門1位:オリオン電機 SAFH321
この記事が、チューナーレステレビ選びの参考になれば幸いです。
この記事は筆者の個人的な評価です。使用環境や個人の嗜好により感じ方は異なる場合があります。
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